【ガルパン】エリカ「私は、あなたを救えなかったから」 その3

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転載元:【SS速報】http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1514554129/

【ガルパン】エリカ「私は、あなたを救えなかったから」 その2の続き

144: ◆eltIyP8eDQ 2018/01/16(火) 18:23:36.38 ID:6cwHzaKC0



エリカ「マチルダⅡ4輌、チャーチル1輌前進中」

優花里「さすが、綺麗な隊列ですね!」

エリカ「ええ。正直この時点で相手との実力差を思い知らされるわ。その上戦車の性能も相手が上。勝ち目は薄いわね」

優花里「そんなこと言わないでくださぃぃ……」

エリカ「わかってるわよ。負けることも勉強だけど、勝ちを目指さない敗北は無意味よ」

優花里「その通りですっ!」

エリカ「勝負は戦術と腕……それと運で決まるわ。今回は運がこちらに傾くことを祈りましょう」

優花里「運頼みですかぁ……」

エリカ「運が転がってきた時に取りこぼさないのも実力よ。ほら、そろそろ行くわよ」

優花里「はいっ」

ダァン!

オレンジペコ「仕掛けてきましたね」

ダージリン「こちらもお相手しますか」

ダァンダァン!!

エリカ「よしっ、釣られてくれたわっ!!冷泉さん移動してっ!!」

麻子「了解だ」

エリカ「こちらの装甲は薄いから射線を取られないように注意してねっ!」

 

145: ◆eltIyP8eDQ 2018/01/16(火) 18:30:47.59 ID:6cwHzaKC0



桃「っ……逸見はまだ来ないのかっ!?」イライラ

杏「落ち着けって。待つのも仕事の内でしょ」

柚子「だからってバレー部はバレーの練習始めてるし、一年生チームは大富豪してるし……緊張感無いなぁ」

あや「梓は混ざんないのー?」

梓「逸見先輩たちがいつ来ても良いようにしておかないと……」

優季「梓真面目ー」

梓「みんなもそろそろ準備してよー!」

エリカ『こちらⅣ号、敵の引きつけに成功。あと3分でそっちに到着するわ。準備お願い』

桃「っ!Ⅳ号が戻ってきたぞっ!全員戦車に乗れーっ!!」

 

146: ◆eltIyP8eDQ 2018/01/16(火) 18:35:11.80 ID:6cwHzaKC0

エリカ「……もうすぐね。冷泉さん、スピード上げて!ここで引き離すわよっ!!」

麻子「わかった」

沙織「えりりん、そんなところから体出してたら危ないよっ!?」

エリカ「え?……ああ、大丈夫よ。戦車は特殊なカーボンで守られてるんだから」

沙織「えりりんはカーボン製じゃないでしょっ!?せめてもうちょっと頭下げてってばっ!!」

エリカ「こっちのほうが見やすくて良いんだけどね。まぁ、そう言うなら……はい、これでいいでしょ?」

沙織「もー……見てて危なっかしいんだからぁ……怪我はさせないって言ってるえりりんが怪我したらどうするのっ!」

エリカ「そう当たるものじゃ無いわよ……っと、そうこう言ってるうちに着いたわよ。冷泉さん、そのまま高台に――――――」

ダァンダァン!!

エリカ「なっ!?」

桃「撃て撃て撃て―!!撃って撃って撃ちまくれーっ!!」

梓「河嶋先輩っ!!あれは逸見先輩たちの戦車ですってっ!?」

ダァンダァンダァン!!

沙織「味方を撃ってどうするのよーっ!?」

エリカ「……戦場での死亡理由って結構な数が味方からの誤射なんだっけ?」

優花里「今その話必要ですか―!?」

エリカ「……沙織、38tに繋いで」

 

147: ◆eltIyP8eDQ 2018/01/16(火) 18:38:04.81 ID:6cwHzaKC0

桃「撃て撃て撃て―!!」

エリカ『すぅーっ……河嶋桃ぉぉぉぉー!!!!!!!!!!!』

桃「ひぃっ!?」ビクゥッ

エリカ『あなた、味方を撃ってどうするのっ!?』

桃「い、いや私だけじゃ……」

エリカ『あなたの乗ってるピッカピカの下っ品な金色38tから撃ちだしたの見えてたわよっ!!』

桃「そ、その……」

エリカ『……良いから落ち着きなさい。破れかぶれに撃っても弾は当たってくれないわ、冷静に、心を落ち着けて。

今回は見逃してあげるから。いい?狙うのは敵戦車よ。わかった桃ちゃん?』

桃「も、桃ちゃん言う……」

エリカ『返事はっ!!?』

桃「は、はいっ!!」

エリカ『ならよしっ!!』

桃「……うぅ」

杏「怒られちゃったね」

柚子「あれは桃ちゃんが悪いよぉ」

桃「桃ちゃん言うなぁ……」

 

148: ◆eltIyP8eDQ 2018/01/16(火) 18:43:00.96 ID:6cwHzaKC0

ダージリン「あちらの練度は低いようね。それに加えて、こんな安直な囮作戦が通用すると思っているの?」

桃「き、来たっ!?今度こそ撃て撃てー!!」

ダァンダァンダァン!!

エリカ「バラバラに撃ってもダメッ!!上部装甲なら私達の戦車でも倒せるわっ!!」

ダァンダァンダァン!!

ダージリン「このまま挟み撃ちにしてやりましょう」

ダァンダァンッ!!

沙織「全然当たってないよぉー!?」

エリカ「っ……やっぱりまだ練習試合には早かったかしら……」

優花里「挟み撃ちされますっ!?」

エリカ「っ!八九式とⅢ突は左側、38tとM3は右側の先頭車両の履帯を狙ってっ!1輌でも動きを止めなさい!!」

 

149: ◆eltIyP8eDQ 2018/01/16(火) 18:45:57.63 ID:6cwHzaKC0

ダージリン「……攻撃」

ドォンドォン!!

典子「凄いアタックッ!!」

あや「ありえなーいっ!!」

エリカ「落ち着いてっ!攻撃を止めないで!!」

あゆみ「無理ですぅーっ!!」

優季「もう嫌ぁああっ!!」

梓「っ……落ち着いてっ!!!!砲弾の中、外に出たらもっと危ないよ!?戦車はちゃんとカーボンで守られてるから安全だって!!」

優季「梓ちゃん……」

梓「わ、私だって怖いよ……でも、私達が決めたんだよ。M3<この子>に乗るって。だからっ!!」

あや「梓、なんだかバレー部の人達みたい……」

桂利奈「私はまだやれるよっ!」

紗希「……」コクリ

あや「紗希もぉ?なら、やるしか無いじゃん!」

あゆみ「……うんっ!」

ズドォン!ズドォン!!

柚子「あれ?あれれっ?」

杏「あー履帯が外れちゃったね。38tは外れやすいからなぁ」

 

150: ◆eltIyP8eDQ 2018/01/16(火) 18:50:04.11 ID:6cwHzaKC0

ズドォン!ズドォン!!

エリカ「っ……なんとか全員生きてるけど、このままじゃ……」

栗毛の少女『……』

エリカ「っ!?あなた、なんで……」

沙織「え?えりりんどうしたの?」

エリカ「っ!?なんでもないわ!!」

 

151: ◆eltIyP8eDQ 2018/01/16(火) 18:52:51.12 ID:6cwHzaKC0

栗毛の少女『……』スッ

エリカ「町……?私だって考えたわ。でも、相手の方が練度も性能も上なのにゲリラ戦を仕掛けたところで各個撃破されるのがオチよっ……」

ドォンドォンッ!

沙織「えりりんっ早く指示をっ!!このままじゃ皆やられちゃうっ!!」

エリカ「ッ……私は、あなたの作戦なんかっ……」

梓『逸見先輩っ!!』

エリカ「澤さん……?」

梓『私達逃げませんっ!!練習だからって、このまま終わるなんて嫌ですっ!!」

エリカ「……」

梓『だからっ!指示お願いしますっ!!私たちは―――――まだ戦えますっ!!』

 

152: ◆eltIyP8eDQ 2018/01/16(火) 18:56:50.81 ID:6cwHzaKC0

エリカ「……わかったわ。動ける車両は私達の後に付いてきてっ!」

桃『何っ!?逃げるのか!?許さんぞ!!』

梓『っはい!!』

典子『わかりましたっ!!』

エルヴィン『心得たっ!!』

エリカ「……」

栗毛の少女『……』スゥ―

エリカ「……あなたの策に乗るわけじゃないわよ。ただ、あの女王様のドヤ顔がイラつくだけ……だからっ!」

 

 

153: ◆eltIyP8eDQ 2018/01/16(火) 18:57:39.31 ID:6cwHzaKC0

エリカ「みんなっ!ここからが第二ラウンドよっ!!気合い入れていきなさいっ!!」

『はいっ!!』

 

158: ◆eltIyP8eDQ 2018/01/20(土) 18:15:50.62 ID:ALG66guy0

ダージリン「逃げ出したの?追撃するわよっ!」

オレンジペコ「履帯の外れた38tはどうします?」

ダージリン「放っておきなさい。そちらにかまって時間稼ぎをされると厄介だわ。

……それに、これはあくまで練習試合。勝利だけを求めて、動けなくなった相手を撃つのは騎士道精神に反するわ」

アッサム「ダージリンらしいですね」

 

159: ◆eltIyP8eDQ 2018/01/20(土) 18:21:55.81 ID:ALG66guy0



エリカ「これから市街地に入るわっ!あなた達、土地勘はある!?」

エルヴィン『古書類は陸じゃないと見つからないからな。寄港の度にカエサル達と手分けして探してるぞ』

妙子『バレー用品店によく……』

優季『彼氏とのデートでよく来てまーす♪』

エリカ「どいつもこいつも色気のない話ね……約一名はただの惚気だったけど。

まぁいいわ。これより各チームは各々の意志で行動してっ!」

エルヴィン「高度の柔軟性を維持しつつ臨機応変にというわけか」

おりょう「要するに、行き当たりばったりということぜよ……」

エリカ『違うわよっ!』

エリカ「Ⅲ突の狭い射角も待ち伏せがしやすい町中ならデメリットが小さくなるわっ!

八九式は例えゼロ距離で撃っても相手の装甲を貫くのは難しいわよ。油断しないでっ!!

M3も同じ!この際、建物の事は気にせず逃げるため隠れるためどんどんぶっ壊しなさいっ!どうせ補償は国が払ってくれるわっ!!」

麻子「外部に流れたら叩かれそうな発言だな」

エリカ「はっきり言ってこの作戦、最後にものを言うのは各員の腕よっ!あなた達の実力、見せてみなさいっ!!」

『了解っ!!』

 

160: ◆eltIyP8eDQ 2018/01/20(土) 18:29:06.00 ID:ALG66guy0

ダージリン「ん?消えた……」

オレンジペコ「土地勘を活かしてゲリラ戦術ってことですかね」

ダージリン「ふっ舐められたものね。『獅子は兎を捕らえるにも全力を尽くす』

相手が兎さんでも私達のすることは変わらないわ。紅茶の一滴も零さず狩り尽くすまでよ」

オレンジペコ「はい。ダージリン様」

ダージリン「各車散開。誘いに乗ってあげましょう」

 

161: ◆eltIyP8eDQ 2018/01/20(土) 18:36:46.42 ID:ALG66guy0



エルヴィン「……マチルダⅡこちらに接近中」

左衛門佐「今度こそ初首を……」

カエサル「焦るな。この距離なら一撃で仕留められる」

エルヴィン「…………今っ!!」

左衛門佐「っ!!」

ドォン!!

シュポッ

エルヴィン「よっしっ!!」

左衛門佐「初首だーっ!!」

カエサル「次行くぞっ!!」

おりょう「おうっ!」

ドォンドォン!!

エルヴィン「くっ、見つかったか。路地裏に逃げ込めいっ!!」

おりょう「おうっ」

エルヴィン「入り組んだ道に入ってしまえば良い。Ⅲ突は車高が低いからな」

左衛門佐「このまま闇討ちで大将首だーっ!!」

カエサル「……あっ、旗」

エルヴィン・左衛門佐・おりょう『あっ』

ドォンッ!!

シュポッ

 

162: ◆eltIyP8eDQ 2018/01/20(土) 18:48:56.00 ID:ALG66guy0




―立体駐車場内―

妙子「キャプテン、これ本当に大丈夫ですか……?」

忍「気づかれたら逃げようが無いですよ?」

典子「八九式の主砲じゃこの距離じゃないと仕留められない。じっと待つんだっ!」

あけび「……来ましたっ!」

典子「よしっ!………………今だっ!!」

あけび「っ!!」

ダァンッ!

バァンッ!!

妙子「やったぁ!」

典子「油断するなっ!……っ!?燃えてるのは表面だけだっ!!まだ相手は生きてるっ!!撃ち続けろっ!!」

あけび「っ!!」

ダァンッ!カンッ!

あけび「弾かれるっ!?」

典子「怯むなっ!!どんどん撃てーっ!!根性見せるんだっ!!」

忍「砲塔がこっちを向きますっ!!」

ダァンッ!カンッ!

典子「この距離でもっ……くっそおおおおおっ!!」

あけび「っ!!!!」

ダァン!

ドォンッ!!

シュポッ

典子「……隊長、すみません。セット、取れませんでしたっ…!!」

 

 

163: ◆eltIyP8eDQ 2018/01/20(土) 18:57:02.64 ID:ALG66guy0



ドォンッ!!

あや「うわあああ見つかったあああっ!?」

梓「とにかく逃げてっ!路地裏に逃げて後ろを取れればっ!!」

桂利奈「あいっ!!」

梓「っ!まだ追ってくるっ!!」

桂利奈「怪獣映画みたいー!!」

あゆみ「言ってる場合っ!?」

梓「っ!?まずいっこの道はっ!?」

あゆみ「真っ直ぐじゃんっ!?どーするの!?逃げ場無いよ!っ!?」

あや「追いつかれるよっ!?」

梓「……こうなったらっ!家主さんごめんなさいっ!!桂利奈ちゃんっ!右の家に突っ込んで!!ショートカットだよっ!!」

桂利奈「あいっ!!!」

優季「ええ!?乱暴ー!?」

梓「行っけー!!」

ドォォォン!

梓「そのまま突っ切ってっ!」

ドォォン!

 

164: ◆eltIyP8eDQ 2018/01/20(土) 19:03:18.97 ID:ALG66guy0

あゆみ「道に出たっ!」

あや「相手の後ろ取れたよっ!!」

梓「撃ってっ!!」

ダァンダァン!

あや「駄目っ!固くて通らないっ!!」

梓「もっと近づいてっ!薄いところなら通るはずっ!!砲塔旋回される前にっ!!あゆみしっかり狙ってっ!!」

ダァンダァン!!

シュポッ

梓「……やった」

あゆみ「うん……」

あや「私達……」

優季「勝ったのね……」

桂利奈「やったあああああああああ!!」

紗希「……」ボー……

 

165: ◆eltIyP8eDQ 2018/01/20(土) 19:08:46.68 ID:ALG66guy0



『攻撃を受け走行不能っ!!』

『こちらもですっ!!』

ダージリン「なっ!?」ポロッ

パリンッ!!

ダージリン「お、おやりになるのねっ……!」

アッサム「2輌も撃破されるとは……」

ダージリン「でも、ここまでよっ、残った2輌は集合して。Ⅳ号を討つわよ」

エリカ「マチルダ2輌撃破……まさかホントにできるとはね。これならっ……澤さん」

梓『はいっ!』

エリカ「あなた達に頼みがあるわ。……難しいけれど、私はあなた達に頼みたい―――――やってくれる?」

梓『任せてくださいっ!!』

 

166: ◆eltIyP8eDQ 2018/01/20(土) 19:14:40.75 ID:ALG66guy0



沙織「うわああ!?えりりん来てる来てるー!?」

優花里「マチルダ2輌にチャーチル1輌、残存戦力で私達を叩きにきましたっ!!」

エリカ「聖グロの女王様に追いかけられるだなんて光栄な話ね」

麻子「どうする?」

エリカ「囲まれたらまずいわ。とにかく振り切って」

麻子「わかった」

エリカ「華、当たらなくていいから追手を撃って。一瞬でも足止めできれば充分よ」

華「はいっ」

ドォン!ドォン!!

麻子「……しまった」

 

167: ◆eltIyP8eDQ 2018/01/20(土) 19:18:30.07 ID:ALG66guy0

『全面通行止』

エリカ「これを知ってて……ッ!下がって横の道に……っ!!」

沙織「来たっ!?」

優花里「追い詰められましたっ!?」

ダージリン「……こんな格言を知ってる?『イギリス人は恋愛と戦争では手段を選ばない』」

エリカ「っ……こうなったら刺し違えてでもあと1輌――――」

ギュイイイン!

杏「さんじょー!!」

エリカ「生徒会チームっ!?」

優花里「履帯直ったんですねっ!」

杏「かーしまっ!!」

桃「は、はいっ!!」

 

168: ◆eltIyP8eDQ 2018/01/20(土) 19:22:48.12 ID:ALG66guy0

『……良いから落ち着きなさい。破れかぶれに撃っても弾は当たってくれないわ、冷静に、心を落ち着けて』

桃「っ!!」

ダァンッ!!

シュポッ

柚子「桃ちゃん当たったよっ!!」

桃「や、やったっ……」

杏「でも、残りの砲塔こっちむいてるね」

ドォンドォンッ!

シュポッ

 

169: ◆eltIyP8eDQ 2018/01/20(土) 19:32:10.25 ID:ALG66guy0

エリカ「っ!!今のうちに左に入ってっ!!」

麻子「わかった」

エリカ「華っ!!」

華「はいっ!!」

ドォンッ!

シュポッ

エリカ「……桃ちゃん」

桃『も、桃ちゃん言―――』

エリカ「よくやったわ。……ありがとう」

桃『え?』

アッサム「残ったのは私たちだけです」

ダージリン「……まさか私たちがここまで追いつめられるとはね」

オレンジペコ「油断しすぎです」

アッサム「ですね」

ダージリン「……そうね、勉強になったわ」

 

170: ◆eltIyP8eDQ 2018/01/20(土) 19:38:07.89 ID:ALG66guy0



優花里「チャーチル追いかけてきてますっ!!」

エリカ「そりゃそうよねっ!冷泉さん、こちらのほうが足は速いけど引き離しすぎず、ぎりぎり追いつかれそうな距離を保ってっ!」

麻子「わかった」

華「でも、一年生チームのことは……」

エリカ「気づいているでしょうねっ!!でも、私達を逃したらそれこそ挟み撃ちにされるから見逃すことはできないわっ!!」

沙織「これ、ほんとに勝てるかもっ!!」

優花里「エリカ殿、そろそろ!!」

エリカ「ええっ!冷泉さんっ!そのまま反転!側面に突っ込んでっ!!」

麻子「ん」

エリカ「華はさっき話した通りにお願いっ!!」

華「わかりました」

エリカ「行くわよっ!!」

 

171: ◆eltIyP8eDQ 2018/01/20(土) 19:43:04.37 ID:ALG66guy0

アッサム「突っ込んできます」

ダージリン「側面を取るつもりね。アッサム、速度は相手のほうが上よ、落ち着いて狙って」

アッサム「はい」

エリカ「っ撃てっ!!」

ダージリン「撃て」

ダァン! ダァン!

シュポッ

エリカ「っ……華ッ!?」

華「こちらはやられたようです。……ですが、目的は果たせました」

エリカ「よしっ!」

 

172: ◆eltIyP8eDQ 2018/01/20(土) 19:47:54.85 ID:ALG66guy0

ダージリン「履帯をやられた?」

オレンジペコ「狙いが外れたんでしょうか?」

ダージリン「いえ、違うわ……彼女たちの目的は―――――」

ドォォォン!!

アッサム「M3!?住宅の中に隠れてたのっ!?」

ダージリン「最初からこのつもりだったのねっ!!」

オレンジペコ「囮作戦っ……」

エリカ「女王様、確かにあなた達は強いわ。だからこそ胸を貸してもらおうと思ったんだもの」

――――でも、ちょっと余裕かましすぎたわね?同じ作戦に2度も引っかかるなんて」

 

173: ◆eltIyP8eDQ 2018/01/20(土) 19:50:01.06 ID:ALG66guy0

オレンジペコ「履帯がっ……旋回できないっ!後ろを取られましたっ!!」

エリカ「だから潔く買ってやりなさい―――――あの子達のケンカを!!」

梓「行くよみんなっ!!」

『おーっ!!』

 

174: ◆eltIyP8eDQ 2018/01/20(土) 19:54:40.66 ID:ALG66guy0

オレンジペコ「ダージリン様っ!アッサム様!どうしましょうっ!?」

アッサム「落ち着きなさいペコ」

ダージリン「そうよペコ。履帯をやられても、もう片方あれば角度をつけることはできるわ。――――アッサム、撃ち抜いてやりなさい」

梓「相手は動けないわっ!!砲塔がこちらに向く前にとにかく撃ってっ!!」

あゆみ・あや「「オッケー!!」」

ダァンダァン!!

カンッ!ダンッ!

あゆみ「弾かれたっ!?」

紗希「……来る」

桂利奈「ん゛っ!!」

キュラキュラ

ドォンッ!!

ガンッ!!

アッサム「避けられたっ!?」

ダージリン「でも、掠ってバランスを崩したわ。ペコ装填急いで」

オレンジペコ「はいっ!」

 

175: ◆eltIyP8eDQ 2018/01/20(土) 19:58:48.48 ID:ALG66guy0

梓「早く向き直ってっ!次が来るっ!!」

桂利奈「ん゛ん゛っーーーー!!」

梓「撃てっ!!」

ダージリン「撃て」

ダァンダァン!!

ガンッガンッ!!

ドォンッ!!

シュポッ!

 

 

176: ◆eltIyP8eDQ 2018/01/20(土) 19:59:29.77 ID:ALG66guy0

『大洗女子学園、全車両走行不能!よって、聖グロリアーナ女学院の勝利!』

 

 

続く【ガルパン】エリカ「私は、あなたを救えなかったから」 その4

※誤字訂正済みです

 

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