( ΦωΦ)おばけとかのようです 4話

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( ΦωΦ)おばけとかのようです 1話

( ΦωΦ)おばけとかのようです 2話

( ΦωΦ)おばけとかのようです 3話

の続き

 

 

6: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 11:03:16.99 ID:NwNEiLoAO

l从・∀・ノ!リ人「うりゃーなのじゃー!」

(;ΦωΦ)「こら! タオル一丁なんだから! じっとしてなさい!」

~/ ゚、。 /ビシャビシャ

(ΦωΦ;)「鈴木! まだ脱水してないのに出てこないの!!」

))ミ,,>Д<彡((「うおおおおおおっ!」ブルブルビシャビシャ!!

(;ΦωΦ)「犬ころ貴様アアアアアアアアアア!!!!」

<_プー゚)フ

<_プー゚)フおばけとかのようです フォースサバイバー

(ΦωΦ;)「あれぇ!?」

 

7: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 11:05:13.44 ID:NwNEiLoAO

   _,,
<_プ-゚)フ

(ΦωΦ;)「……エクスト?」
_,,
<_プ-゚)フ「お前らは洗濯できるもんなー」

(ΦωΦ;)「へ?」
_,,
<_プ-゚)フ「俺は洗濯できねーもーんだ」

(ΦωΦ;)「あ゙」
_,,
<_プ-゚)フ「猫目は布とチビと犬かまってろよーだ」

(ΦωΦ;)「あ、ちょ、エクスト!?」

(ΦωΦ;)「……外に行っちゃったよ……」

/ ゚、。 /スネタ?

(;ΦωΦ)「みたいである……参ったな」

/ ゚、。 /アトデ フォロー

(;ΦωΦ)「うむ……しかし、どうフォローすれば……」

/;゚、。 /タシカニ

 

8: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 11:07:10.17 ID:NwNEiLoAO

(;ΦωΦ)「おばけを綺麗にする方法とか……無い、よな?」

(*‘ω‘*)「寺生まれのTさん連れてきたら綺麗になるかも知れんっぽ」

(ΦωΦ;)「消し飛ぶわ!!」

天気の良い土曜日、我輩は居候共を綺麗にしていた。

妹者はねーちゃんに任せ、鈴木は洗濯機に、そして犬を風呂場でがしゅがしゅ洗い終わったところ。

途中で出てきた鈴木をもう一度洗濯機に入れて脱水をし、妹者をねーちゃんに押し付けて、犬をバスタオルでくるんでがっしがっし。

ミ#,゚Д゚彡「自分で拭くっつーの!!」

( ΦωΦ)「黙れ犬……おい! いきなり犬人間になるな!!」

ミ#,゚Д゚彡「うるせぇ! 狼男だクソ人間!!」

(#ΦωΦ)

ミ;,゚Д゚彡「……あ、すんません……」

 

11: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 11:09:08.99 ID:NwNEiLoAO

   _,,
<_プ-゚)フ

_,,
<_プ-゚)フ「どうせ飯食うしかできねーもん」
_,,
<_プ-゚)フ「洗濯も手伝いもできねーもん」
_,,
<_プ-゚)フ「ふん」

「でも何か出来るんじゃありませんか?」
_,,
<_プ-゚)フ「出来ねーよ触れねーもん」

「触れないから出来ないじゃなくて、触れないから出来る事もあるかも知れませんよ?」
_,,
<_プ-゚)フ「思い付かねーもん、ねーもんそんなの」

「そうやって拗ねてちゃ皆さんが困っちゃいますよ?」
_,,
<_プ-゚)フ「困ればいーもん、ふん」

「拗ねてるのは否定しないんですね?」
_,,
<_プ-゚)フ「……拗ねてねーもん」

 

13: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 11:11:06.45 ID:NwNEiLoAO

 「でも、ずっと拗ねてるつもりですか?」
_,,
<_プ-゚)フ「……」

「ロマネスクさんも鈴木さんも、困ってるじゃないですか、ほら」
_,,
<_プ-゚)フ「……だってなんにも出来ねーもん」

「もしかして、混ざれない事よりお手伝い出来ない事が嫌なんですか?」
_,,
<_プ-゚)フ「…………うー」

「じゃあ一人で悩むんじゃなくて、みんなと相談しあって出来る事を探してみるのはどうですか?」

<_プ-゚)フ「……」

「ね、エクストさん?」

<_プ-゚)フ「……うん」

「よかった、じゃあ皆さんのところに戻りましょう? きっと心配してますよ」

<_プ-゚)フ「まだ出てきて10分くらいしかたってねーもん」

「それでも心配はしますよ、家族なんですから」

<_プー゚)フ「……うん」

 

14: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 11:13:04.44 ID:NwNEiLoAO

(;ΦωΦ)「エクストー? 庭かー?」

<_プー゚)フ「あ、猫目だ」

「良かったですね、迎えに来てくれて」

<_プー゚)フ「おう!」

(;ΦωΦ)「あ、居た居た。いきなり飛び出すな、エクスト」

<_プー゚)フ「心配したか!?」

(;ΦωΦ)「当たり前であろうがこのドアホウ、戻るぞ……ん?」

<_プー゚)フ「ん?」

( ΦωΦ)「……なんか、腐敗臭が……」

「あ、すみません。それ私です」

( ΦωΦ)「へ?」

(#゚;;-゚) (ΦωΦ )ミ

 

15: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 11:15:18.26 ID:NwNEiLoAO

(ΦωΦ )「……えぇ、と?」

(#゚;;-゚)「初めまして、ゾンビのでぃと申します」

(ΦωΦ )「あ……ゾンビの方で……」

(#゚;;-゚)「はい、すみません、勝手にお邪魔してしまって。お庭の土質がよくて、つい寝床に……」

(ΦωΦ )「いえ、はあ、ありがとうである」

(#゚;;-゚)「やっぱり臭いますよね、ごめんなさい、腐敗してて。すぐに他所へ行きます」

(ΦωΦ )「いや、お気になさらず。まだそんなに腐敗も進んでないようであるし」

(#゚;;-゚)「すみませんです……厚かましいとは思いますが、もしよろしければ、しばらくこちらに置いては頂けませんでしょうか?」

(ΦωΦ )「はぁ、しかしどうして?」

(#゚;;-゚)「人外の仲間が居るお宅を初めて見つけたんです、それで、嬉しくて……」

(ΦωΦ )(逆に調子狂うなこれ)

 

17: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 11:17:15.73 ID:NwNEiLoAO

( ΦωΦ)「んー、別に構わんのである、部屋に上がる時に泥を落としてくれるなら」

(*#゚;;-゚)「本当ですか! ありがとうございます!」

( ΦωΦ)(今までアレだったから妙に調子狂うわあ)

<_プー゚)フ「でぃもここに住むのか!?」

( ΦωΦ)「あー、うんまあ、そうなるな。ねーちゃんに報告せねば」

( ΦωΦ)

(;ΦωΦ)(エクストが、誰かを名前で呼んだ……!?)

(#゚;;-゚)「ありがとうございますですロマネスクさん、でぃって呼んでください!」

( ΦωΦ)「う、うむ。よろしくな、でぃ」

(#*゚;;-゚)「はいです!」

<_プー゚)フ「仲間が増えたー!」

(ΦωΦ`)「ちょびっと複雑であるぞ、それ……」

 

18: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 11:19:13.49 ID:NwNEiLoAO

l从・∀・ノ!リ人「ぞんびなのじゃー?」

(#゚;;-゚)「はい、ゾンビです」

/ ゚、。 /キレイナゾンビ

(*#゚;;-゚)「ありがとうございます」

ミ;,゚Д゚彡「綺麗なのは分かるけど、マジ頼むからこっちには来ないでくれ、な?」

(#゚;;-゚)「あ、す……すみませんです……」

<_プー゚)フ「あいつ犬だから気にすんな!」

( ΦωΦ)

( ΦωΦ)(良い子だし、そこまで腐敗してはいない)

( ΦωΦ)(しかしゾンビである事に変わりはないのだ)

( ΦωΦ)(うちはよく食う奴がいるから食材が多くある、このままでぃを部屋にあげるのは衛生的にどうしても気になる)

( ΦωΦ)「そんな、少し暖かい冬の庭先」

 

19: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 11:21:06.11 ID:NwNEiLoAO

( ΦωΦ)つ【 電話 ガチャ ピッポッパッ

( ΦωΦ】トゥルルルル

( ΦωΦ】「あーもしもし、ドクオ? うむ我輩である。我輩我輩、いや詐欺じゃねぇよ」

( ΦωΦ】「ちょっと今から会えるか? うむ、うむ、じゃあ今からそこの公園で」

( ΦωΦ)電話゙ガチャ

(ΦωΦ )「おーい、少し出掛けてくるから留守番頼むぞー」

<_プー゚)フ「どこ行くんだ!」

/ ゚、。 /゙コクコク

l从・∀・ノ!リ人「はーくなのじゃ!」

(#゚;;-゚)「はい、分かりましたです」

ミ,,゚Д゚彡「まあ頭下げんなら留守番してやらねぇ事も」

( ΦωΦ)「友人に会いにそこの公園まで。行ってきまーす」

ミ#,゚Д゚彡

 

20: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 11:23:05.96 ID:NwNEiLoAO

( ΦωΦ)「あーよっこいせ……お、ドクオー」

('A`)「よいーっす、どしたー」

( ΦωΦ)「ちょっと相談なのだがな」

('A`)「ん?」

( ΦωΦ)「腐敗防止とか死体をきれいにする方法は知らんか」

('A`)「ゾンビでも出たのか?」

( ΦωΦ)「うん」

('A`)

( ΦωΦ)

('A`)「……ホルマリンとか注射してみる?」

( ΦωΦ)「ホルマリンとな」

('A`)「つか理科部だからって死体云々って話を俺に持ちかけるのはどうかと思うナ☆」

( ΦωΦ)「はっはっ、すまんすまん」

 

21: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 11:25:14.58 ID:NwNEiLoAO

('A`)

( ΦωΦ)

('A`)「アルコールで身体拭いてあげたら?」

( ΦωΦ)「女の子なのだが」

('A`)「もぎるぞ」

(;ΦωΦ)「どこを!?」

(#'A`)「何だよお前は! 巨乳の姉が居たりロリっ子が居たり更には死体の女の子だと!? お前が死ねよ!!」

(;ΦωΦ)「何なのだいきなり! どれも不可抗力ではないか!!」

(#'A`)「うるせぇむっちり系巨乳姉とかなかなか居ねぇよ!! 二人暮らしとかsneg!!?」

(;ΦωΦ)「知らんわ!!」

(#'A`)「死ね!! ランゴスタ+トトスにレイプされて死ね!!」

(;ΦωΦ)「嫌だよ!! アホか!!」

(#'A`)「みんな死ね!! とりあえずみんな死ね!!」

 

23: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 11:27:09.28 ID:NwNEiLoAO

( ・∀・)「何エキサイトしてるの? 人んちの前で」

(ΦωΦ )「あ、モララー」

('A`)「人んち?」

( ・∀・)「公園の前なんだ、僕の家。ところで何の話し? モンハン?」

('A`)「そうそう、杉浦のねーちゃんがウカム装備って話」

( ΦωΦ)「事実だがそれは今は関係無い。いやなに、死体洗浄の話をしていたのだ」

(;・∀・)「人ん家の前でコアな話するねぇ……」

( ΦωΦ)「取り敢えずホルマリンとアルコールを頼んだぞ、ドクオ」

(;'A`)「俺に持ってこさせるのかよ……」

( ・∀・)「? まあホルマリンなんて普通はどう手に入れるか分からないしね」

('A`;)「そうだけど……まあ標本パクってくるか……」

(;ΦωΦ)「犯罪犯罪」

 

24: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 11:29:03.69 ID:NwNEiLoAO

( ・∀・)「あ、そうだ。杉浦に貸してた参考書、もう良いかな?」

( ΦωΦ)「おおすまん、使わせてもらった、ありがとう。どれ、持ってこよう」

( ・∀・)「いや、僕が家まで行くよ、往復させちゃ悪いし」

('A`)「んじゃ俺は今から学校行ってくるわ」

(ΦωΦ;)「今から!?」

('A`)「おう、じゃあまたなー」

(ΦωΦ;)「ま、またなー……」

(・∀・ )「またねー」

( ΦωΦ)「では、行くか」

( ・∀・)「うん、杉浦の家は面白いから楽しみだ」

( ΦωΦ)「楽しみ?」

( ・∀・)「ほら、おばけとかいっぱい居て」

(´ΦωΦ)

 

25: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 11:31:07.13 ID:NwNEiLoAO

( ΦωΦ)「少し気になるかも知れんが、まあ気にせず上がってくれ」

( ・∀・)「気になる?」

( ΦωΦ)「ああ、当人は良い子なのだが腐敗臭がな」

( ・∀・)「あ、僕いま鼻つまってるから大丈夫、新しく誰か入ったの?」

( ΦωΦ)「うむ、ゾンビの女の子である」

( ・∀・)「へー、じゃあ挨拶しなきゃね」

( ΦωΦ)「うむ、おーい帰ったぞー」

三<_フΦωΦ)フそ『お帰り!』ガシィィン!!

l从・∀・ノ!リ人「おかーなのじゃ!」

/ ゚、。 /オカイラッシャイ

 

26: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 11:33:09.92 ID:NwNEiLoAO

(*‘ω‘*)「おか……ん? モララーかっぽ?」

( ・∀・)「はい、お邪魔しますぽっぽさん」

ミ,,゚Д゚彡「誰だ?」

(・∀・ )「? 僕は杉浦の友達のモララーです、君が……ゾンビ? にしては男だし犬っぽい……」

ミ#,゚Д゚彡「狼男のフサだ!! ゾンビはさっき驚いて地中に隠れた!!」

<_フΦωΦ)フ「何だ、隠れてしまったのか」

l从・∀・ノ!リ人「でぃは人間になれてないのじゃー」

( ・∀・)「そうなんだ……じゃあ地面に向かってご挨拶しとこうかな」

( ・∀・)「初めましてでぃちゃん、杉浦の友達のモララーです。よろしくねー」

( ・∀・)「……聞こえたかな?」

<_フΦωΦ)フ「端から見れば結構な不思議さんであるぞ」

(・∀・;)「そ、そう?」

 

27: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 11:35:13.79 ID:NwNEiLoAO

<_フΦωΦ)フ「さて、参考書を取ってくるから少し待っていてくれ」

( ・∀・)「うん、わかった」

l从・∀・ノ!リ人

( ・∀・)

l从・∀・ノ!リ人

( ・∀・)?

ミ,,゚Д゚彡「無言で似た様なツラ同士で見つめあうな」

( ・∀・)「あ……ああ、確かに似てるかも」

l从・∀・ノ!リ人「似てるのじゃー?」

ミ,,゚Д゚彡「顔のパーツ一緒じゃねーか」

( ・∀・)人l从・∀・ノ!リ人

_,,
ミ,,゚Д゚彡(何だこいつら)

 

28: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 11:37:02.24 ID:NwNEiLoAO

( ・∀・)「そう言えば、でぃちゃんってどんな感じの子なのかな?」

|;-゚)

l从・∀・ノ!リ人「そこにいるのじゃー」

( ・∀・)「へ?」

|ミ  (・∀・ )ミ

|;-゚)゙ ( ・∀・)「居ないよ?」

ミ,,゚Д゚彡「えぇ……」

|;-゚) ( ・∀・)

|ミ  (・∀・ )ミ

|;-゚)゙ ( ・∀・)?

|ミ  (・∀・ )ミ

|;-゚)゙ ( ・∀・)? ? ?
_,,    _,,
ミ,,゚Д゚彡 l从・д・ノ!リ人

 

29: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 11:39:04.86 ID:NwNEiLoAO

<_フΦωΦ)フ「持ってきたぞー、どれ上がって行け、茶でも淹れよう」

( ・∀・)「お、ありがとう。でも今から用事あるから、遠慮しとくよ」

<_フΦωΦ)フ「む、そうか……あい分かった、ではまたな」

( ・∀・)「またねー」

|*#゚;;-゚)


~/ ゚、。 /


/ ゚、。 /?

<_フΦωΦ)フ「あ、モララーなら帰ったぞ」

/ ゚、。 /そ

<_フΦωΦ)フ「ふむ……折角だから我輩が頂こう、鈴木、お茶がほしいのである」

<_フΦωΦ)フつ茶√/*゚、。 /

彡/ *゚、。/プイッ

 

30: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 11:41:18.21 ID:NwNEiLoAO

l从・∀・ノ!リ人「妹者おなかすいたのじゃ!」

(*‘ω‘*)「腹減ったっぽ」

/*゚、。 / ゴハン シヨウカ

(*‘ω‘*)l从・∀・ノ!リ人「いえーい!」

|;-゚)゙

|;-゚)「お帰りに、なりましたですか?」

<_フΦωΦ)フ「おお、帰ったぞ。ほら壁と地面の影から頭だけ出してないで出てきなさい」

(#゚;;-゚)「は、はいです」

('A`)「おー、その子がゾンビっ子か」

(;#゚;;-゚)!?

<_フ;ΦωΦ)フ!?

 

34: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 11:43:26.79 ID:NwNEiLoAO

('A`)「ホルマリン入った瓶とアルコール、あと注射器ぱちってきたぞ」

<_フ;ΦωΦ)フ「あ、ありが犯罪犯罪。つかいつからそこに居た」

('A`)「お茶受けとる辺りから」

|;-゚) ( 'A`)

|ミ  ('A` )

|('A` )))

|<キャー!!

|(((゚-;;゚#;⊂( 'A`)ズルズル

<_フΦωΦ)フ「ワオ モーレツぅ」

('A`)「理科部なめんな、標本とかよく見るから死体慣れしてんだよ」

<_フΦωΦ)フ「人体にも?」

(;'A`)「人間の死体及び生きる屍は初めてだよ、当たり前だろ」

 

36: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 11:45:02.48 ID:NwNEiLoAO

( 'A`)「えーと、腐敗具合は……ああそんなに進んでないんだな、左目とかが落ちそうだけど」

(;#゚;;-゚)「は、はい……」

( 'A`)「全体的に見てもそんなには腐ってないね、体内に虫わいてるだろうから、できる限りの殺虫と殺菌しとこうか」

(;#゚;;-゚)「はい……」

<_フΦωΦ)フ「あー顔はアレだけど普通の奴だからあまり気にするな、でぃ」

(;#゚;;-゚)「はいです……」

(;'A`)「結構ひどい事言ってるって気付いてる? まあどうしても虫とか菌はわくから、小まめに掃除とかしといたら良いかも知れんね」

(#゚;;-゚)「あ、はい……です」

( 'A`)「これ以上腐敗が進まないように、よく冷やしとく事も大事かも知れんね。一応防腐剤打っとこうか?」

(#゚;;-゚)「はいです」

 

37: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 11:47:21.00 ID:NwNEiLoAO

-⊂('A` )「ホルマリン液を瓶からー注射器にー」

( 'A`)⊃-「注射器からーゾンビ」

((;#゚;;-゚))ビクビク

( 'A`)

( 'A`)「あ、あんなところに空飛ぶ悪魔超人が」

(゚-;;゚#)ミ「へ?」

(゚-;;゚#)-⊂('A` )プスッ チュー

( 'A`)「はいおしまい、あとは虫の処理とアルコールでしっかり身体拭いて冷やしてね」

<_フΦωΦ)フ「何だこの小児科医スキル」

(;'A`)「小児科医……いやまあ医者志望だから良いけど……」

<_フΦωΦ)フ『いしゃってなんだ!?』

('A` )「自分が治せる限りの病気や怪我を治す人」

<_フΦωΦ)フ『すげぇ!!』

 

38: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 11:49:03.60 ID:NwNEiLoAO

('A`)「ずっと思ってたんだけど、エクストって知識にムラがあるよな」

<_フΦωΦ)フ「アホウなのだろう、気にするな」

(;'A`)「一言で片付けたよこいつ……」

(*‘ω‘*)「あー食った食ったっぽ」

<_フΦωΦ)フ「む? 鈴木と妹者はどうした?」

(*‘ω‘*)「妹者の昼寝に鈴木が付き合ってるっぽ、ところでその子は誰だっぽ?」

('A`)「へ?」

<_フΦωΦ)フ「へ?」

.+゚,(*゚ -゚).*'。

<_フ;ΦωΦ)フ(;'A`)「誰ッ!!?」

 

39: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 11:51:04.48 ID:NwNEiLoAO

(*゚ -゚)「で、でぃ……です」

もはやどう突っ込めば良いのかも分からん。

ただ起こった事をそのまま言うならば、
ドクオがでぃにホルマリンとやらを注射し
昼食を食って庭に戻ってきたねーちゃんと話をしてたら
なんかでぃが人間になっていた。

何だ、この無理矢理な話は。
もう常識なんか便所に捨てて流せと言う事なのか。畜生。

<_フ;ΦωΦ)フ「……」

(;'A`)「……」

<_フ;ΦωΦ)フ「……凄いな、ホルマリン」

(;'A`)「いや、普通はゾンビが人間になるような効果は無いよ……」

(*゚ -゚)「えっと、えっと、その」

 

40: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 11:53:33.05 ID:NwNEiLoAO

(*‘ω‘*)「……取り敢えず、風呂入るっぽ?」

(*゚ -゚)「あ、は、はいです」

ボロボロのワンピースを着たでぃは、少し恥ずかしそうに頷いてねーちゃんに連れて行かれた。
我輩とドクオはその後ろ姿を見送るしかできず、ただぽかんと間抜けな面を晒していた。

(;'A`)「……え、と?」

<_フ;ΦωΦ)フ「……もう、突っ込むまい」

突然起きた超現象。
もうおばけとか妖怪とかが居座ってる時点で色々と諦めては居たが
まさか、こう来るとは思いもしなかった。

つか思う訳がねぇ。

ミ,,-Д-彡zzz

平和だなこの犬。

 

41: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 11:55:12.09 ID:NwNEiLoAO

('A`)「……ああ、そうだ」

<_フΦωΦ)フ「む?」

('A`)「お化けって、幽霊とか妖怪とかをまとめてお化けって言うんだよな」

<_フΦдΦ)フ

<_フΦдΦ)フ『細かい事気にしてたらはげるぞ! 不健康!』

('A`)「……ごめん」

<キャー!!

<_フ;ΦωΦ)フ「! 何だ!?」

(;'A`)「悲鳴!?」

 

42: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 11:57:02.89 ID:NwNEiLoAO

 どたどたばたばた。
絹を裂くような女の悲鳴を聞き、慌てて庭から家の中へと駆け込んだ。

どうやら悲鳴は風呂場から聞こえた様で、何やら騒がしい。
我輩とドクオが風呂場へと走り、戸を勢いよく開け放つ。

ばあん! と大きな音をさせて開いた戸。
風呂場に踞る、二人の女。

<_フ;ΦωΦ)フ「どうしたのだ! ねーちゃ…………ん?」

(;'A`)「大丈夫で…………す?」

(;*‘ω‘*)「……お、驚いただけだっぽ……きにすんなっぽ……」

狼狽える姉が我輩を見上げ、数回頷いて見せた。

その隣に踞る、ゾンビを指差しながら。

(;#゚;;-゚)「……あ、あれ……」

(;'A`)「……あれ?」

<_フ;ΦωΦ)フ「ゾンビに……戻って、る?」

 

44: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 11:59:05.20 ID:NwNEiLoAO

 分かった事がある。

どうやらドクオの注射は、ほんの少しの時間しか効果が無いと言う事。

量を増やせば効果は長続きする事。

でぃがモララーに一目惚れした事。

もはやろくな事が起きない休日。
誰でも良い、我輩の平穏を返してくれ。

取り敢えず「何かあったら来てくれ」と伝えてドクオを家に返し
でぃ、ねーちゃん、我輩(E型装備)の三人で庭先に居た。
他の三匹は昼寝してやがる。畜生、羨ましい。

<_フΦωΦ)フ「でー……えぇと?」

(*‘ω‘*)「恋、かっぽ?」

(*#゚;;-゚)「は……はい、です」

 

46: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 12:01:07.17 ID:NwNEiLoAO

<_フΦωΦ)フ「しかしまあ、そんな描写も無かったのに、何故に……」

<_フΦωΦ)フ『コイってなんだ?』

(*‘ω‘*)「医者が治せない病気だっぽ」

<_フΦωΦ)フ『コイすげー!!』

(#゚;;-゚)「あの、えっと……一目惚れ、なんでしょうか?」

(*‘ω‘*)「まぁそうなるっぽね、モララーは性格も顔も良いし」

<_フΦωΦ)フ「成績は良いが運動はいまいち、嫌いなものはタマネギである」

(*‘ω‘*)「流石は幼馴染み同級生」

<_フΦωΦ)フ「要らん設定がぽろぽろ出てくるな、なんという無茶振りの詰め合わせ」

(*#゚;;-゚) ポー

(*‘ω‘*)「……」

<_フΦωΦ)フ「……」

(*‘ω‘*)(恋する乙女はめんどくせぇ)

<_フΦωΦ)フ(恋か……羨ましいものである……)

 

47: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 12:03:07.78 ID:NwNEiLoAO

(*‘ω‘*)「告白とかはするつもりっぽ?」

(;#゚;;-゚)「そっ、そんな滅相もありませんです! 私はゾンビだし、モララーさんは人間だし、その……」

<_フΦωΦ)フ「しかし、そのままではずっとやきもきする事になるのである(主にこっちが)」

(*‘ω‘*)「そうそう、ずっと片想いで良いなんて乙女がやっちゃいかんっぽ」

(;#゚;;-゚)「で……でも……まだその、恋だと決まったわけでも……」

(*‘ω‘*)「恋だっぽ、それは」

<_フΦωΦ)フ「うむ、恋である」

(*#゚;;-゚)「こ……恋……」

(*‘ω‘*)(色恋沙汰がめんどくせぇとは言えねぇっぽ)

<_フΦωΦ)フ(少し楽しいとは口が裂けても言えん)

 

48: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 12:05:09.14 ID:NwNEiLoAO

(#゚;;-゚)「でも、でも告白なんて出来ませんっ、向こうは私の顔も知らないのに、その……」

ミ,,゚Д゚彡「んじゃ一回くらいデートでもしてみろよ」

(*‘ω‘*)「デート……悪くないっぽ」

<_フΦωΦ)フ「一度一緒に出掛けると、もう一度もう一度ってなるのではないか?」

(;#゚;;-゚)「そ、それに、ゾンビとデートだなんて……」

ミ,,゚Д゚彡「ちょっと間人間になれるだろーが、一回だけデートして思い出にしろよ。告白もせずに終わらせんのか」

(*‘ω‘*)「おお……なかなか良い事言うじゃねぇかっぽ」

<_フΦωΦ)フ「犬の言葉とは思えな……犬?」

(*‘ω‘*)「…………あ、お前、起きてたのかっぽ」

<_フΦωΦ)フ「むしろ生きていたのか」

_,,
ミ#,゚Д゚彡(こいつら)

 

51: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 12:07:07.54 ID:NwNEiLoAO

(*#゚;;-゚)「デート……デート……」

(*‘ω‘*)「行くとしたら、どこに行くっぽ?」

<_フΦωΦ)フ「定番は遊園地」

ミ,,゚Д゚彡「無難なところでショッピングモール」

(*‘ω‘*)「大穴で墓場」

<_フ;ΦωΦ)フ「墓場!?」

ミ;,゚Д゚彡「仲間呼びそうだなオイ……」

<_フΦωΦ)フ「日本は土葬じゃないから無問題である」

ミ,,゚Д゚彡

<_フΦωΦ)フ

ミ,,゚Д゚彡

ミ,,゚Д゚彡「じゃあ、何でこのゾンビ」

<_フΦωΦ)フ「言うな」

 

53: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 12:09:03.13 ID:NwNEiLoAO

(*#゚;;-゚)「遊園地で……デート……うぁぁ……」

(*‘ω‘*)「おートリップすんなトリップすんな、戻ってこいっぽ」

<_フΦωΦ)フ「明日は日曜か……天気も良いみたいであるし」

(*‘ω‘*)「デート日和」

<_フΦωΦ)フ「ドクオとモララーに電話してくるのである」

(*‘ω‘*)「任せたっぽ、こっちは明日の服の用意するっぽ」

ミ,,゚Д゚彡「本人の意思ガン無視だなテメェら」

(*#゚;;-゚) ポワワン

 

55: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 12:11:17.99 ID:NwNEiLoAO

(*‘ω‘*)「……ところで、恋するってどんな感じっぽ?」

ミ,,゚Д゚彡「主に下半身が」

(*‘ω‘*)「死ね去勢するぞ」

(*#゚;;-゚)「えっと……モララーさんの声を思い出したら、耳が熱くなるんです……左耳無いんですけど」

(*‘ω‘*)「ふむふむ」

(*#゚;;-゚)「お顔を思い出したら、胸がきゅってなって……心臓は止まってますけど」

(*‘ω‘*)「ふむふむ」

(*#゚;;-゚)「笑顔が優しいな、とか……指が綺麗だなとか……
ああ、気持ち悪いですね、私……一目惚れの癖に、ごめんなさいです」

(*‘ω‘*)「いや、恋なんざそんなもんだっぽ? それも一目惚れで話した事もないんだっぽ。んなもん想像と妄想しねぇ奴ぁいねぇっぽ」

(*#゚;;-゚)「は、はう…………あぁ……何だか、恥ずかしいです……顔が熱くなるです……死んでるけど」

(*‘ω‘*)(あー、)

(*‘ω‘*)(これは、ちといかんっぽ)

 

57: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 12:13:08.09 ID:NwNEiLoAO

<_フΦωΦ】フ「あ、モララーか? 杉浦だが、明日の昼……うむ、駅前で待ち合わせてほしいのである。いや、我輩ではなく女の子」

<_フΦωΦ】フ「うむうむ、構わんか? あ、バッチオッケー? 古いな貴様も」

<_フΦωΦ】フ「ああ、では明日、頼んだぞ」

<_フΦωΦ)フ電話゙ ガチャ

<_フΦωΦ)フ電話゙ ガチャ ピポパポ

<_フΦωΦ】フ「…………あ、ドクオか? うむ、杉浦だ」

<_フΦωΦ】フ「明日の昼前に、我が家に来てほしい。ああ、でぃに注射をしてもらいたい」

<_フΦωΦ】フ「いや、できる限り巨大な注射器で、できる限り大量に。うむ」

<_フΦωΦ】フ「ん? ああ、明日でぃとモララーとデートするのでな」

<_フΦωΦ】フ「ああ、頼んだ…………おい……ドクオ、泣いてるのか……?」

<_フ´ΦωΦ】フ「…………泣くなよ……うん……またな……」

 

58: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 12:15:04.03 ID:NwNEiLoAO

<_フΦωΦ)フ「電話終わったぞー」

(*‘ω‘*)「こっちも終わったっぽ」

<_フΦωΦ)フ「む……? でぃはどうした?」

(*‘ω‘*)「もう夕方だからって地中に潜っちゃったっぽ」

<_フΦωΦ)フ「なるほど、明日は忙しいしな」

(*‘ω‘*)「駆け足も良いとこだっぽ、おもくそ全力疾走だっぽ」

<_フΦωΦ)フ「正直、我輩が展開について行けていない」

(*‘ω‘*)「同じく」

<_フΦωΦ)フ「……晩飯、作るか」

(*‘ω‘*)「把握っぽ、鈴木ー! 妹者ー! 起きろっぽー!」

 

59: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 12:17:14.97 ID:NwNEiLoAO

(*# ;;- )(モララーさんとデート……)

(*# ;;- )(初めて会ったのに、お話もしてないのに)

(*# ;;- )(血の流れてない胸や顔が、熱い)

(*# ;;- )(ふしぎ、これが恋なんだ……頭のなかがぐちゃぐちゃになりそう)

(*# ;;- )(体内の虫さんも、いつもより動きが活発)

(*# ;;- )(明日が怖いのに、怖いのに、こんなに楽しみ)

(*# ;;- )(お話をしたい、頭を撫でてほしい……欲を言うなら、手を繋ぎたい)

(*# ;;- )(ただ、これだけ、これだけだよ)

(*# ;;- )(今日はいろんな事が一気にありすぎて、なんだか混乱してる)

(*# ;;- )(ロマネスクさん、ぽっぽさん、皆さん、ありがとうです)

(*# ;;- )(もう……眠ろう……モララーさんの夢を、見れたら良いな……)

前編おしまい。

3: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 22:57:25.75 ID:NwNEiLoAO

( ΦωΦ)「朝であるな」

(#゚;;-゚)「朝です」

('A`)「朝だな」

( ΦωΦ)「……いつの間に来たとかは突っ込まんぞ。さ、注射しといてくれ」

('A`)「理科室からホルマリン漬けの標本が次々なくなるミステリーが発生してるんだが」

( ΦωΦ)「きにすんな」

(;'A`)「お前どんどん適当になってきてねぇ?」

<_プー゚)フ「細かい事は気にするな!!」

(;'A`)「もう良いよ分かったよ……じゃあ注射するぞー」

(#゚;;-゚)「は、はいです!」

( ΦωΦ)おばけとかのようです フォースサバイバー(後編)

 

9: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 22:59:36.40 ID:NwNEiLoAO

 でぃの背中にごつい注射器を刺し、液体を注入する。
するとでぃの姿は、ゆっくりと腐敗した体からごく普通の少女へと変化して行く。

二本、三本、と手袋をしたドクオの手により、注射をされるでぃ。
昨日よりも多い五本目の注射が終わった頃には、でぃは普通の少女と変わらぬ姿となっていた。

何故こんな変化を遂げるか。
もう、なにも言うまい。突っ込んでいてはキリが無いのである。

長くても効き目は五時間程度、ドクオの言葉に頷くでぃ。
人間の姿を取り戻したでぃは嬉しそうに礼を言い、風呂で待機している姉の元へと走っていった。

その顔は本当に嬉しそうで、恋をしてるって顔で。
見ていると、何となく、幸せになれた。

恋、してみたいな。

('A`)「恋愛童貞かよお前」

(#ΦωΦ)「やかましいわ」

 

12: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 23:01:13.60 ID:NwNEiLoAO

(*‘ω‘*)「ほら、髪の毛乾かすっぽ」

(*゚ -゚)「は、はいです」

(*‘ω‘*)「バレッタでとめてっと……よし、着替えもすんだし、あとは軽く化粧でもするっぽ」

(*゚ -゚)「お、お化粧ですかっ?」

(*‘ω‘*)「なんだ、化粧は初めてっぽ?」

(*゚ -゚)「はいです……」

(*‘ω‘*)「ま、でぃの場合は魅力を引き出すためにやる事だっぽ、面貸せっぽ」

(*゚ -゚)「は……はい、です」

 

13: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 23:03:05.04 ID:NwNEiLoAO

<_プー゚)フ「準備できたかー!?」

(*゚ー゚)「で、出来たです」

<_プー゚)フ

(*゚ー゚)?

<_プー゚)フ「あ、でぃか」

(*゚ー゚)「でぃです」

(*‘ω‘*)「いやー力作力作。さ、とっとと出掛ける準備しろっぽ、ハンカチとティッシュ忘れるなっぽ」

(*゚ー゚)「はいです!」

<_プー゚)フ

(*‘ω‘*)

<_プー゚)フ「女こえぇ」

(*‘ω‘*)「どう言う意味だ」

 

15: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 23:05:11.68 ID:NwNEiLoAO

( ΦωΦ)「うおーい、そろそろ時間であるぞー」

(*‘ω‘*)「ん、もう準備おkだっぽ」

(*゚ー゚)「おけです!」

( ΦωΦ)

( ΦωΦ)「あ、でぃか」

(*゚ー゚)「でぃです。……あ、でも、ゾンビのでぃをモララーさんは知ってるんですよね……」

(*‘ω‘*)「あー名前や存在は知ってるっぽ」

(*゚ー゚)「……じゃあ、偽名、使うです」

( ΦωΦ)「偽名?」

(*゚ー゚)「はいです、今はゾンビのでぃじゃなくて、皆さんのお陰で人間です」

(*‘ω‘*)「ん」

 

17: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 23:07:04.17 ID:NwNEiLoAO

(*゚ー゚)「だから私はゾンビとしてじゃなく、人間としてモララーさんとお会いしたいんです」

(*‘ω‘*)「あー、なるほど」

( ΦωΦ)「? なら、偽名は何とするのであるか?」

(*゚ー゚)「……しぃ、です」

(*‘ω‘*)「…………分かったっぽ、じゃあ、しぃ」

(*゚ー゚)「はいです」

(*‘ω‘*)「……行ってきなさいっぽ、普通の女の子として、遊んできなさいっぽ。はい、駅までの地図」

(*^ー^)「はいです! 行ってきます!」

 

18: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 23:09:07.24 ID:NwNEiLoAO

( ΦωΦ)「ついて行かんでも、良いのであろうか……」

(*‘ω‘*)「邪魔してやんなっぽ。……それより」

( ΦωΦ)「む?」

(*‘ω‘*)「時間、どれくらい効くんだっぽ?」

( ΦωΦ)「長くても五時間かそこら、らしいが……」

(*‘ω‘*)「でぃに説明したっぽ?」

( ΦωΦ)「うむ」

(*‘ω‘*)「……大丈夫なら、良いんだけどっぽ」

( ΦωΦ)「?」

(*‘ω‘*)「この恋愛童貞が」

(´ΦωΦ)そ

(*‘ω‘*)「……腐った自分なんか、好きな人に見せたい訳、ねぇっぽ」

( ΦωΦ)「あ……」

(*‘ω‘*)「今は……11時か、夕方までに、帰ってこいっぽ……でぃ」

 

19: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 23:11:09.44 ID:NwNEiLoAO

(*゚ー゚)「はぁっ……はぁっ……ああ、体が軽い……!」

( ・∀・)「ん、あれ……かな?」

(*゚ー゚)「モララーさんっ」

( ・∀・)「あ、はい」

(*゚ー゚)「えと、その、初めまして! で……しぃと申しますです!」

( ・∀・)「……? 初めまして、しぃちゃん、僕はモララー……って知ってるみたいだね」

(*゚ー゚)「は、はいです! 聞いてましたから!」

( ・∀・)「? 杉浦たちは居ないんだね」

(*゚ー゚)「はいです、私だけです……だ、ダメでしたか?」

( ・∀・)「ううん、そんな事ないよ。じゃあデートだね」

(*゚ー゚)「ぁ、あ、は、はいです」

( ・∀・)「それじゃ、行こうか? そこの隣接してる遊園地のチケット、今朝友達に叩き付けられたとこだし」

 

23: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 23:13:02.51 ID:NwNEiLoAO

~今朝~

ピンポンピンポンピンポンピンポン

( ・∀・)「はいはい、誰だろ、こんな朝の早くか ピターン! おぶっ!?」

(#;A;)「じね゙よ゙り゙あ゙じゅ゙ゔゔわ゙あ゙あ゙あ゙あああああん!!!!」

(;#)∀・)「ちょ、何!? 何いきなり!? 何投げたの!? 遊園地のチケット!? しかも二枚!?」

(#;A;)「ぎょ゙ゔい゙げよ゙お゙お゙おおおおお!!!!」

(;#)∀・)「どうしたの!? 朝早くから何なの!? 何で泣いて……あ、行っちゃった」

~終了~

 

 

25: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 23:15:03.57 ID:NwNEiLoAO

( ・∀・)「今日行けよって言ってたし、どうせだから行こうか?」

(*゚ー゚)「はいです!」

(*゚ー゚)(ドクオさん、かな……? ありがとうございますです、ドクオさん!)

( ゚∋゚)

('A`)「みんな死ねば良い」

<_プー゚)フ「どうした不健康!」

('A`)「今なんかメロキュン乙女電波が届いた、みんな死ねば良い」

l从・∀・ノ!リ人「ぶっそーなのじゃ!」

/ ゚、。 /゙コクコク

 

28: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 23:17:19.16 ID:NwNEiLoAO

(*゚ー゚)「わー……わー……」

( ・∀・)「ん? 遊園地は初めて?」

(*゚ー゚)「はいです! わぁ、いろんな乗り物がある……」

( ・∀・)「まだ時間はあるから、ゆっくり色んなのに乗ろうか?」

(*^ー^)「はいです!」

(*・∀・)(おう、かわいい)

(#'A` )┠゙┠゙┠゙┠゙┠゙

( ・∀・)(脳内になんか変な顔と共に呪いみたいなのが届いた気がする)

(*゚ー゚)「どうしたんですか?」

(・∀・*)「ううん、最初は何に乗ろうかと思って」

(*゚ー゚)「じゃあ、じゃああのお馬さん乗ってみたいです!」

(・∀・*)(しょっぱにハードルの高いメリーゴーランド……! うん、分かった。じゃあ行こうか」

(*^ー^)「はいです!」

 

30: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 23:19:13.71 ID:NwNEiLoAO

(*゚ー゚)「ひゃあ! ま、回る!」

( ・∀・)「ほら、ちゃんと掴まって?」

(*゚ー゚)「は、はいです……よいしょっと」

(*・∀・)(必死にポールにしがみついてる……)

( ゚∋゚)

(*゚ー゚)「ふあー……キラキラしてました……」

( ・∀・)「楽しかった?」

(*゚ー゚)「はい、すっごく! 次は何に乗りますか?」

(*・∀・)(僕はちょっぴり恥ずかしかった……。何に乗りたい?」

(*゚ー゚)「次はモララーさんの番ですっ」

(*・∀・)「んー……じゃあ、も一つ回るの行こうか?」

 

32: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 23:21:11.08 ID:NwNEiLoAO

(*゚ー゚)「あわわわわわっモララーさん回しすぎです!」

( ・∀・)「おおおおおおっだが終わらんよ!」

(*xーx)「目が、目が回りますっです!」

( x∀x)「遠っ心っ力!」

( ゚∋゚)

(*xーx)「目がー……」

( x∀x)「ああ、三半規管が……」

(*xーx)(目が飛んでくかと思った……普段なら色々飛んでってた……)

( ぅ∀・)「あーコーヒーカップはくらくらする……次はどうする?」

(*゚ー゚)「あ、んと、……あ! あの高いの!」

( ・∀・)「コーヒカップの後にジェットコースター……意外とハードだね、しぃちゃん……」

 

34: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 23:23:15.58 ID:NwNEiLoAO

(*゚ー゚)「きゃー!!」

(;・∀・)「うぉあー!!」

(*>ー<)「きゃー! きゃー!!」

(;・∀・)「おわー! ぬわーーー!!」

( ゚∋゚)クックー

( ・∀・)「はー……結構色々乗ったねー」

(*゚ー゚)「はいです、これで……半分以上、ですか?」

( ・∀・)「うん、半分は越えたかな」

(*゚ー゚)「残り、みんな乗れたら良いな」

(*・∀・)「うん」

(*・∀・)グーキュルル

 

38: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 23:25:18.34 ID:NwNEiLoAO

(*・∀・)「……お、お昼にしようか? もう三時過ぎちゃったけど」

(*゚ー゚)「ふふっ、はいです。楽しくって、あっという間に時間が過ぎちゃいます」

(*・∀・)「うん、僕もだよ。じゃあレストランもあるし、入ろうか?」

(*゚ー゚)「はいです!」

(((*゚ー゚)(( ・∀・)

((*゚ー゚)゙ ズルッ

(*゚ー゚)?

(*゚-゚)!!

(*゚-゚)(……足、戻りかけてる……)

(*゚-゚)(どう、しよう……)

(・∀・ )「しぃちゃん?」

(*゚ー゚)「な、何でもないです!」

(* - )(……今は、でぃじゃなくて、しぃ……でぃじゃなくてしぃ……)

 

41: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 23:27:04.86 ID:NwNEiLoAO

( ・∀・)「よいしょ、……うん、良い雰囲気だね」

(*゚ー゚)「は、はいです」

( ・∀・)「しぃちゃんは何にする?」

(*゚ー゚)「んと……モララーさんのと一緒で、良いですか?」

( ・∀・)「ん、分かった。すみませーん、ハンバーグセット二つ」

(,,゚Д゚)「かしこまりましたー」

(*゚ー゚)「……」

( ・∀・)「ふー……ん、どうしたの? しぃちゃん」

(*゚ー゚)「ぇ、あ、な、何でもないです! 大丈夫です!」

( ・∀・)「そう……? さっきから少し変だよ?」

(*゚ー゚)「そ、そんな事は……」

<ネー ナンカクサクナーイ?

(*゚-゚)!!

 

42: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 23:29:03.54 ID:NwNEiLoAO

ξ゚⊿゚)ξ「んー……確かに、何か腐った感じの臭いがするわね」

('、`*川「何かしらこれー……さっきまでしてた?」

川 ゚ -゚)「してなかったと思うが……」

(*゚-゚)「……」

( ・∀・)「しぃちゃん?」

(* - )(どうしよう、どうしよう、私のせいだ……私のせいで、皆さんが、嫌な思いを……)

( ・∀・)「……しぃ、ちゃん?」

(* - )(どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうすれば良いの? 私は、私はやっぱり、人間じゃないんだ……どうしよう……!)

 

45: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 23:31:04.84 ID:NwNEiLoAO

(* - )(どうし…………っ!)

(*つ-゚)

(*゚;-゚)

(*゚;-゚)(あ……顔、まで……)

( ・∀・)「しぃちゃ」

(*つ-゚)「ごめん、なさい……お手洗い……行ってきます……」

( ・∀・)「あ、しぃちゃん…………どう、したんだろう……」

ガチャ パタン

(*゚;-゚)「……時間、切れ……かな」

(*゚;-゚)「楽しい思いしたよ……手を繋いだり、頭を撫でてもらったりしなかったけど……お話できた……」

(* ;- )「……十分だよ、十分だよ……」

(*つ-;)「…………十分……だよ……っ」

 

47: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 23:33:05.23 ID:NwNEiLoAO

(*゚;-゚)「お化粧直しの道具、貸してもらって、よかった……このままじゃ、外にも出れない……」

(*゚;-゚)「よいしょ……よいしょっと……」

(*゚-゚)「……うん、大丈夫……このまま出て、もう帰ろう…………もう、あちこち、戻ってる……」

ガチャ パタン

(*゚-゚)「……あれ、モララーさん……居ない?」

(*゚-゚)「あれ、あれ? 席に居ない……荷物も……」

(*゚-゚)「も、モララーさんっ!」

( ・∀・)「ん? こっちこっち」

(*゚ー゚)「あ……モララーさんっ、どうして外に?」

( ・∀・)「キャンセルして出てきちゃった」

 

50: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 23:35:04.81 ID:NwNEiLoAO

(*゚-゚)「へ……」

( ・∀・)「ご飯食べるより、しぃちゃんと遊びたいから」

(*゚-゚)「あ、」

(*゚-゚)(……優しい。私があそこに居るの、嫌がってたから……お腹、空いてるはずなのに)

( ・∀・)「さ、何に乗ろうか? やっぱ観覧車は最後だよね」

(*゚-゚)(どうしよう、言い出せない)

( ・∀・)「あ、ゴーカートでも行こうか?」

(*゚-゚)(こんな風に笑ってくれるのに、帰ります、なんて)

( ・∀・)「お化け屋敷も王道的に外せないよねー……あ、ミラーハウスとかあるんだ」

(* - )(こんな、人間に装った私のために、笑ってくれてるのに)

( ・∀・)「ビックリハウスってのは何だろう……部屋が回るアレかな」

(* - )(ごめんなさい、モララーさん……私は汚い女の子です…………ごめんなさい、ごめんなさい)

( ・∀・)「まぁまだ時間はあるから、たくさん回ろう!」

(* - )(ごめんなさい、私には、時間がないんです)

 

52: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 23:37:14.52 ID:NwNEiLoAO

( ・∀・)「さ、行こう! しぃちゃん!」

(*゚-゚)「あっ」

(((*゚-゚)つ⊂( ・∀・) テコテコ

(*゚ー゚)「……はい、です」

( ・∀・)「ん! 楽しいのが、一番!」

(*^ー^)「はいです!」

私は本当に、この人が好きだ。
それでも手を振りほどくのは、私なんだ。

伝えられない、ごめんなさい、

この手はもう、死体の物に戻りつつあります。

 

53: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 23:39:03.18 ID:NwNEiLoAO

( ・∀・)「次はゴーカートだ!」

(*゚ー゚)「はいです!」

( ・∀・)「よーし次はお化け屋敷だ!」

(*゚ー゚)「はいです!」

(Ⅲ・∀・)「つ、次はビックリハウスだ!」

(*^ー^)「ふふっ、はいです!」

( ・∀・)「よっし次はミラーハウスだ!」

(*^ー^)「はいです!」

腐敗した死体に戻ろうとしているのに、
あちこちの肉が裂け、腐敗臭を溢れさせているのに
私はそれを必死で隠して、隠して、もう隠しきれないほどになるまで隠して、笑っていた。

でも、最後の乗り物

観覧車の前に来た時、鐘が鳴る。

 

57: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 23:41:26.93 ID:NwNEiLoAO

カラーン カラーン

( ・∀・)「ん? ……ああ、もう四時か」

(*゚;-゚)「……はい、です」

( ・∀・)「これで最後かな? 今日はナイトパレードも無いみたいだし」

(#゚;-゚)「……あ、」

(・∀・ )「ん?」

(つ;-⊂)「見ない、で、下さい」

(・∀・ )「……しぃ、ちゃん……?」

(つ;-⊂)「違うんです、違うんです、私は…………あ、ああっ……見ないで……見ないで、下さい……!!」

ずるずると、顔の皮膚が崩れて落ちて行く。
顔を隠した手の指の隙間から、ぼたり、左目が転がり落ちた。

手足の皮膚が崩れ、体内に残った体液が服に染みを作る。
ぽっぽさんに借りた服は茶色く変色し、左手の肉がぼとり。手の甲の骨が覗いた。

 

58: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 23:43:22.17 ID:NwNEiLoAO

 嫌、嫌。
モララーさんの目の前で、こんなの、嫌。

モララーさんは驚いた顔をして私を見つめている。
私は、その目を見返す事ができなかった。

他のお客さんも不思議に思い、私とモララーさんを見ている。
見ないで、崩れて行く私を。

(つ;;-⊂)「……モララー、さん」

( ・∀・)「う、ん……」

(#゚;;-゚)「…………今日は、ありがとう、ございました」

( ・∀・)「あ……しぃ、ちゃん」

(#゚;;-゚)「違うんです、違うんです…………私は、でぃ。ゾンビなんです、人間じゃ、ないんです」

( ・∀・)「君が、でぃちゃん?」

(# ;;- )「……さよう、なら……です……楽しかった、です」

(;・∀・)「あ、待って!」

 

60: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 23:45:06.13 ID:NwNEiLoAO

 ぼたぼたぼた。
体液と肉片を溢して、私は走る。

ああ、体が重い。
人間の時はあんなに、あんなに軽かったのに。

体のパーツを落としているから、物理的には軽くなっているかもしれない。
なのに、なのに胸がこんなにも重い。

切ない、悲しい、悔しい。
人間でありたかった。
人間として出会いたかった。

普通の女の子なら、どれだけ幸せだっただろう。

こんな思いをするならただの死体でありたかった。

 

62: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 23:47:09.64 ID:NwNEiLoAO

がたん!

( ΦωΦ)「……む? でぃが帰ってきたか……?」

(*‘ω‘*)「どけっぽ弟、みんなと向こう行っとけっぽ」

(;ΦωΦ)「う、うむ……把握した……」

|ωΦ;)))

(*‘ω‘*)「……おいでっぽ、でぃ」

(# ;;- )「は、い……です」

(*‘ω‘*)「やっぱり、時間切れかっぽ」

(# ;;- )「はい、ごめんなさい、です」

(*‘ω‘*)「怒っちゃいねぇっぽ……楽しかったっぽ?」

 

65: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 23:49:33.56 ID:NwNEiLoAO

(# ;;- )「はい、はいです、楽しかった……で、す……」

(*‘ω‘*)「……うん、なら、よかったっぽ……無理、すんなっぽ」

(# ;;- )「ふ、ぅ……っゔぅ゙ぅ……」

(*‘ω‘*)「……よしよし、泣けっぽ、好きなだけ」

「う、ぅ、……うわ、ぁ、ああぁああぁあああああぁぁっ!! うわぁああああぁぁぁあぁあぁぁぁんっ!!」

( ΦωΦ)「……」

l从・-・ノ!リ人「……でぃ、ないてるのじゃ」

/ ゚、。 /「……」
_,,
<_プ-゚)フ「……」

ミ,,゚Д゚彡「余計な事、すんなよオレンジ」
_,,
<_プ-゚)フ「……しねーもん、でぃのためだもん」

( ΦωΦ)「我輩らは、戻ろう。妹者と鈴木はそばに居てやってくれである」

l从・-・ノ!リ人「……はーくなのじゃ」

/ ゚、。 /゙コク

 

66: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 23:51:09.59 ID:NwNEiLoAO

   _,,
<_プ-゚)フ

( ΦωΦ)「そう、眉間に皺を寄せるな」

ミ,,゚Д゚彡「……まあ、誰がワリーってのじゃねぇじゃん? あれ」
_,,
<_プ-゚)フ「分かってるけど、もやもやする」

( ΦωΦ)「エクスト……」

ミ,,゚Д゚彡「相手の男の出方次第だろ、俺らにゃ何もできねーっつーの」

三<_フ,゚Д゚彡フそ ヒュビッシュ!

( ΦωΦ)「犬の言う事ももっともである、妙な嫌がらせはやめておけ、エクスト」
_,,
<_プ-゚)フ「……触れたら殴るのに」

ミ;,゚Д゚彡(触れなくて良かった……)

( ΦωΦ)「ほら、飯を作って皆を待っていよう」

 

68: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 23:53:05.07 ID:NwNEiLoAO

(# ;;- )「ぐすっ……ひぐ、ぅっ……」

l从・д・`ノ!リ人「なくなーなのじゃー……」

/ ゚、。/ヨシヨシ

(# ;;- )「私っ……やっぱり、行かなかった方が……こんな……っ!」

(*‘ω‘*)「楽しかったんだっぽ?」

(# ;;- )「は、い……っ」

(*‘ω‘*)「なら、その気持ちを大事にしろっぽ。時間を守れなかったのは、でぃだっぽ……守る事が出来なかったんだっぽ」

(# ;;- )「はい、で……す……ひくっ」

(*‘ω‘*)「それでも楽しかったなら、幸せだったなら、その思い出を大事にしろっぽ」

l从・д・`ノ!リ人「おっきい姉者……」

(*‘ω‘*)「それと……ちゃんと、モララーにも謝れっぽ。でぃが嘘ついてたって罪悪感でいっぱいなの、分かってるっぽ。
それに、謝ると多少はスッキリできる筈っぽ」

(# ;;- )「はいっ……はい、です……っ」

 

71: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 23:55:00.83 ID:NwNEiLoAO

(*‘ω‘*)「だってよモララー」

(#゚;;-゚)「ぇっ……」

(;・∀・)「ぜー……ぜー……」

(#゚;;-゚)「い、つ……から……」

(;・∀・)「ぜーひゅーぜーひゅーぜーひゅーぜーひゅー」

(*‘ω‘*)「落ち着けこのモヤシが」

/ *゚、。/人从・∀・*ノ!リ人 イヨッシャ

(;・∀・)「ゲホッ、ゲホッ……はい、これ……落ちてたよ」

(#゚;;-゚)「あ……私の、パーツ……」

(*‘ω‘*)(ビニール袋いっぱいの肉片……左腕や目が見当たらないと思ってたら……)

 

104: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/20(木) 00:18:41.11 ID:Bu8LrK6rO

支援ありがとうございました。
エクストの正面は無理があったと思っている。

>>73
……すまねぇ……普通にうっかりだ……

>>75
そのはっそうは なかったわ

>>96
つ「でぃ&ぽっぽ」

明日投下しようと思ったけど、なんとなくスレ立てしてみたら立ったから投下した。少し反省している。

 

74: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 23:57:12.12 ID:NwNEiLoAO

( ・∀・)「やっぱり、でぃちゃんだったんだ」

(#゚;;-゚)「やっぱり……?」

( ・∀・)「うん、なんとなくそうなんじゃないかなって、思ってたから」

(#゚;;-゚)「……ごめんなさい、嘘、ついて……」

( ・∀・)「嘘?」

(#゚;;-゚)「は、はい……名前とか、人間を装ったりとか……」

( ・∀・)「僕はそんなの嘘だと思わないよ」

(#゚;;-゚)「ぇ、なん、で?」

( ・∀・)「ゾンビって知られたくなかったなら、名前を変えるのはしょうがないよ。僕はでぃちゃんって言うゾンビを知っていたから」

(#゚;;-゚)「は、ぅ」

( ・∀・)「人間に装うってのも、嘘だとは思わない。それこそ、お化粧みたいなものじゃないのかな」

(#゚;;-゚)「……モララー、さん」

 

76: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/19(水) 23:59:37.71 ID:NwNEiLoAO

( ・∀・)「でも、言ってほしかったな、うん」

(# ;;- )「…………ごめん、なさい……です」

( ・∀・)「だから、もう隠し事はやめよう? 無理に、装わなくても良いから」

(#゚;;-゚)「許して、くれるん……ですか?」

( ・∀・)「? 僕は元から怒ってないよ?」

(#゚;;-゚)「あ、ぁ、ぅ……」

( ・∀・)「改めてでぃちゃんを見て分かった」

(#゚;;-゚)「ふぇ」

( ・∀・)「でぃちゃんはゾンビとか関係なく可愛い」

(*#゚;;-゚)「ぁ、あ」

(*・∀・)

(*#゚;;-゚)

(#゚A゚ )┠゙┠゙┠゙┠゙┠゙┠゙┠゙┠゙

 

77: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/20(木) 00:01:04.92 ID:Bu8LrK6rO

(・∀・;)「うわ何か居る!!」

(#゚A゚)「ファッキュー……」

(;ΦωΦ)「ごめん、それ我輩が呼んだ」

(;・∀・)「杉浦!?」

(;ΦωΦ)「い、いやその、でぃの手足がぶらぶらしてるから……繋げてもらおうと……」

(#゚A゚)「ファッキュー……」

<_プー゚)フ「不健康が壊れたぞ!」

l从・∀・ノ!リ人「きゃーなのじゃー!」

(*‘ω‘*)「手ぇ洗って飯の続き作ってくるっぽ」

/ ゚、。 /オテツダイ

ミ,,゚Д゚彡「ねむてー」

(;#゚;;-゚)(フリーダム……)

 

83: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/20(木) 00:03:18.93 ID:Bu8LrK6rO

(#゚A゚)「一応繋げたけど、走ったりするとちぎれる可能性があるからやめといてね」

(;#゚;;-゚)「は、はひ、です」

(#゚A゚)「あと昨日も言ったけど、しっかり身体を拭いて冷やす事」

l从・∀・ノ!リ人「冷やすなら妹者におまかせなのじゃー!」

(#゚A゚)「うん、一緒にいれば腐るの遅くなると思うから」

(;#゚;;-゚)「はひ……」

(#゚A゚)「あ、空飛ぶ北京原人」

(゚-;;゚#)ミ「へ?」

(゚-;;゚#)-(゚A゚#) プスッ チュー

(*゚ -゚)ペカッ

 

86: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/20(木) 00:05:02.02 ID:Bu8LrK6rO

( ・∀・)「しっかり手ぇ洗って着替えてきたよー……おお」

(#゚A゚)「どんなに可愛くてもどんなに良い子でも悲しい事に死体なんだから、素手で触らないようにね」

(;・∀・)「はひ」

(;ΦωΦ)「しかし、あんまり死体死体と言うのは……」

(*゚ -゚)「あ、私は気にしませんです。死体である事は確かに悲しいけど、受け入れた事実ですから」

(ΦωΦ )「そう、か……」

(#゚A゚)「じゃあ俺もう帰るから、また何かあったら連絡ちょうだいね」

(;ΦωΦ)「う、うむ。把握である」

(*゚ -゚)「本当に、ありがとうございました!」

(;・∀・)「ま、またー……」

(#゚A゚)「リア充死ねやアアアアアアアアアアアアアッ!!!!」

(;ΦωΦ)「最後に大爆発!?」

 

90: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/20(木) 00:07:05.44 ID:Bu8LrK6rO

( ΦωΦ)

( ・∀・)

(*゚ -゚)

( ΦωΦ)「…………さーて、晩飯の手伝い行こー」

(*・∀・)(゚- ゚*)

<キャッキャウフフ☆

_,,
(∩+ω+)アーアーキコエナーイ

 

92: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/20(木) 00:09:13.41 ID:Bu8LrK6rO

 結果、何やらでぃとモララーは仲良くなった。
ちょくちょくドクオを呼び出しては、注射をしてもらっているらしい。

学校では標本が無くなったかと思えば、液体だけ無くなって戻ってくると言う事件が頻発していた。
ホルマリンってのは何か毒劇物らしく、地味に大変な事になってたらしい。

基本的に我輩の所為なんだけど、取り敢えずそ知らぬ顔をしておこうと思う。

あと今回は女性二人がメインだった事もあり、我輩激しく影うっすい。
別に恋愛童貞だからではない、決してない。

<_プー゚)フ「れんあいどーてー?」

( ΦωΦ)「言うな、何も言うな」

まあ、何だかんだで意外と平和である事に変わりはない。

さて、庭でいちゃついとる二人を何とかしに行くか。

おしまい

 

94: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/20(木) 00:09:50.21 ID:Bu8LrK6rO

おまけのおばけ。

<_プー゚)フ「で、俺に何か出来るのか?」

( ΦωΦ)「んー……あ、買い物に出てる時、食材の在庫を確かめに行ってもらうとか」

(#゚;;-゚)「突然届いた送り主の分からない小包の中を確認する、とか?」

ミ,,゚Д゚彡「堂々と覗きとか」

(ΦωΦ )「死ね」

(*‘ω‘*)「おばけらしく誰かを呪うとか」

(;ΦωΦ)「呪い!?」

<_プー゚)フ「やってみるか!」

(ΦωΦ;)「やるなよ!!」

 

95: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/20(木) 00:11:01.27 ID:Bu8LrK6rO

(*‘ω‘*)「まあまあ物は試しだっぽ、どうせだからドクオを呪えっぽ」

<_プー゚)フ「不健康だな! 分かった!」

(;ΦωΦ)「分かるな!!」
_,,
<_フ---)フ「ぬぬぬぬぬぬ……」

(;ΦωΦ)「何か頑張ってる! やめんか!!」

<_プー゚)フ「取り敢えず念じたぞ!!」

(#゚;;-゚)「……な、何を……?」

<_プー゚)フ「首寝違えて下痢になってぎっくり腰になれって」

(;ΦωΦ)「ド外道ッ!!」

(*‘ω‘*)「ま、どーせただの遊びだっぽ。ドマンジュウに出来る事は少しずつ探せば良いし、
でぃと一緒にちょっぴり古くなった飯の処理なんかをしてくれたら大喜びだっぽ」

<_プー゚)フ「任せろ! おばけは腹壊さねぇ!」

(#゚;;-゚)「私も、新鮮な物より少し古いものの方が身に付きやすい気がしますし」

 

98: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/20(木) 00:13:16.65 ID:Bu8LrK6rO

(*‘ω‘*)「だからほら、今日はもう寝ろっぽ。明日からしっかり動いてもらうっぽ」

( ΦωΦ)「へーい」

<_プー゚)フ「はーい!」

(#゚;;-゚)「はいです」

( ΦωΦ)「でぃ、犬を繋いでおいてもらえるか」

ミ;,゚Д゚彡「ちょ!! だから側には!!」

(#゚;;-゚)「はい、分かりました。行きましょうですフサさん」

ミ;,゚Д゚彡「いてぇ! マジで腐敗臭で鼻がいてぇ!!」

(#゚;;-゚)「む、女の子に失礼ですよ?」

ミ;,゚Д゚彡「しょうがねぇだろテメェはゾンビなんだから!!」

(#゚;;-゚)「しょうがないから我慢してくださいです、さ、行きましょう」

 

100: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/20(木) 00:15:04.87 ID:Bu8LrK6rO

( ゚∋゚)クックルドゥドゥドゥ!!

( ΦωΦ)「んじゃ、いてきまー」

<_プー゚)フ「今日はついてくぞ!」

( ΦωΦ)「はいはい。じゃあでぃ、鈴木、妹者と家を頼んだのである」

/ ゚、。 /゙コクコク

(#゚;;-゚)「はい、分かりました。行ってらっしゃいです」

( ΦωΦ)「いてきまー」

<_プー゚)フ「まー!」

 

102: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/20(木) 00:17:14.21 ID:Bu8LrK6rO

<_プー゚)フ「呪い効いたかな!」

(´ΦωΦ)「効かん方が平和で良いではないか……期待するな」
_,,
<_プ3゚)フ「ぶー」

( ^ω^)「おっ、おはようだお! 杉浦、エクスト!」

( ΦωΦ)「おはようである」

<_プー゚)フ「おはー!」

( ΦωΦ)「……む? ドクオはどうした?」

( ^ω^)「休みだお、何か首を寝違えてぎっくり腰やった上に激しい下痢らしいお……何をしてたやら……」

( ΦдΦ)

<_プд゚)フ

( ΦдΦ )

Δ゚д゚Δ

おしまい。

 

116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/20(木) 00:43:48.22 ID:lGcRCcsqO
乙!

 

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