( ΦωΦ)おばけとかのようです 2話

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( ΦωΦ)おばけとかのようです 1話
の続き

57: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/15(土) 23:30:36.34 ID:/YYlk+KwO

( ΦωΦ)「あー朝はちゃっぷいちゃっぷい」

<_プー゚)フ「どんこ要るか!?」

( ΦωΦ)「それ魚だからね、それを言うならどんとだからね」

<_プー゚)フ「じゃあマフラー巻けマフラー! ほら、そこにあるぞ!」

( ΦωΦ)「おお、すまんのである。あー今日はいつもにまして寒」

キュッ
/゚、。 ( ΦωΦ)グエ

/゚、。 ( ΦωΦ)「エクスト、これ本当にマフラーか」

( ΦωΦ)おばけとかのようです2ndG

 

58: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/15(土) 23:32:41.37 ID:/YYlk+KwO

<_プー゚)フ「……一反、木綿?」

( ΦωΦ)「要するに貴様の仲間か」

<_プー゚)フ「俺おばけ! それ妖怪! おいお前! 布! 名前おしえろ!」

(´ΦωΦ)「布て……」

ヒソヒソ
( ΦωΦ) ゚、。/_プー゚)フ

<_プー゚)フ「鈴木ダイオードだって」

( ΦωΦ)「ああ、そう……よろしくね、鈴木……。まあ、害なきゃ良いかもう……」

<_プー゚)フ「あと『人間ころす』って言ってた」

(;ΦωΦ)「害まみれ!!」

<_プー゚)フ「『人間しめころす それが一反木綿』だって」

(;ΦωΦ)「こっえ! 半端なくこっえ! つか遅刻するから取り敢えずもうそれは後で良いや!!」

 

60: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/15(土) 23:34:55.36 ID:/YYlk+KwO

('A`)「おあよー」

( ^ω^)「おはーだお!」

/゚、。 ( ΦωΦ)「おはようである」

('A`)「今日は前衛的なマフラーだな」

( ^ω^)「やたら長いし顔あるお」

/゚、。 ( ΦωΦ)「一反だからな」

('A`)「一反って……一反木綿じゃあるまいに」

/゚、。三<_フΦωΦ)フ「いやまあ一反木綿だしな」ガシィィン!!

( ^ω^)「杉浦、ものすごい顔長くなってるお」

/゚、。<_フΦωΦ)フ「なんかもう我輩に言わんでくれ」

('A`)「おばけの次は一反木綿か」

( ^ω^)「妖怪かお? 内藤ホライゾンだお、よろしくだおー」

 

61: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/15(土) 23:36:40.23 ID:/YYlk+KwO

ヒソヒソ/゚、。<_フΦωΦ)フ『『よろしく白豚』だって』

(;^ω^)「初対面でド厳しいお……」

('A`)「まあまあ初対面で緊張してるんだろ、俺は宇都宮ドクオ、よろしくな」

/゚、。<_フΦωΦ)フ「なんつーか我輩としてはおばけや妖怪を相手にクソナチュラルな貴様らの方が驚きである」

('A`)「飯食うオレンジのおばけが居るならマフラーになってる水色の一反木綿が居てもおかしくないかなーと」

( ^ω^)「まあ慣れだお慣れ、教室行くおー」

/゚、。<_フΦωΦ)フ「もう良いよ色々諦めるよ把握把握」

/゚、。<_フΦωΦ)フ

/゚、。<_フΦωΦ)フ「別に無理してマフラーにならんでも良いぞ? 鈴木」

/*゚、。<_フΦωΦ)フ『べ、別におまえが寒そうだからマフラーになってやってるんじゃないぞ!』

/*゚、。<_フ;ΦωΦ)フ「喋った!? しかもツンデレ!? なんだもうこいつら有り難うね!!」

( ^ω^)「杉浦の独り言がハンパネェお」

/゚、。<_フ;ΦωΦ)フ「やかましいわ! 貴様は理由とか分かっとるだろうが!」

 

62: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/15(土) 23:38:39.98 ID:/YYlk+KwO

( ΦωΦ)「あーどっこいしょ、うう……教室も寒いな……」

('A`)「だなー」

<_プー゚)フ「勉強か猫目! 俺どうする!?」

( ΦωΦ)「静かに見学してなさい」

( ^ω^)「ポテチ食うかお?」

( ΦωΦ)「晩飯食わなくなるから餌付け禁止である」

<_フ;゚ー゚)フ「く、食うよ飯! 食う飯!」

( ΦωΦ)「やっかまし」

( +ω+))

( >ω<)∴゚「ぇっきしん!」

( +ω+)「あ゙ー……冷えるのう……」

<_プー゚)フ「おっさんくせぇ!」

 

63: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/15(土) 23:40:52.96 ID:/YYlk+KwO

スルスル/ ゚、。 /ΦωΦ)

/ ゚、。 /ΦωΦ)

/ ゚、。 /ΦωΦ)「ありがとうね鈴木」

/*゚、。 /ΦωΦ)『お、おまえを絞め殺そうとしてるだけだ!』

/*゚、。 /ΦωΦ)。(……喋る時は喋るのねこいつ……)

ガラガラ
(,,゚Д゚)「おーい席につけお前らー黙って喋れー腐った納豆共ー」

/ ゚、。 /ΦωΦ)

(,,゚Д゚)

/ ゚、。 /ΦωΦ)

(,,゚Д゚)「何で妖怪に巻き付かれてんだ杉浦」

/ ゚、。 /ΦωΦ)「なんか寒がったら巻き付いてくれたのである」

(,,゚Д゚)「そうか、まあ騒がなきゃ良いか」

/ ゚、。 /ΦωΦ)「本当フリーダムだなこいつら」

 

64: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/15(土) 23:42:44.43 ID:/YYlk+KwO

(,,゚Д゚)「でー、これは顔回とー」

<_フ*)゚ー゚))フ ボリボリボリボリ

(,,゚Д゚)「子路ー」

<_フ*)゚ー゚))フ ボリボリボリボリ

(,,゚Д゚)「そこのオレンジ色、この二人は誰の弟子か答えろ」

<_フ;゚ー゚)フ「俺!?」

(,,゚Д゚)「そうだ、ロッカーの上でポッキー五本食いしてるお前だ」

<_フ;゚ー゚)フ「え、あ……こ……孔子……?」

(,,゚Д゚)「正解、でもポッキー没収」
_,,
<_フ;Д;)フそ

( ^ω^)「授業中にお菓子食べちゃだめだおーエクスト」

 

67: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/15(土) 23:44:49.67 ID:/YYlk+KwO

キーンコーンカーンコーン

('A`)「あー昼休みー」

( ^ω^)「あと二時間で帰れるおー」
_,,
<_フ;-;)フ

/ ゚、。 /ΦωΦ)「その前に昼飯であるな、ほらエクスト、拗ねてないでサンドイッチ食え」

<_フ*゚∀゚)フ

('A`)「食うこと好きだなぁエクスト……」

( ^ω^)「おばけなのに不思議だお……」

/ ゚、。 /ΦωΦ)「鈴木も食うか?」

( ΦωΦ) / ゚、。 /スルリ

ヒソヒソ/ ゚、。<_プー゚)フ

<_プー゚)フ「『食ってやらん事もない』だって」

(;'A`)「何て素敵な上から目線☆」

 

70: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/15(土) 23:46:51.64 ID:/YYlk+KwO

(´ΦωΦ)「はいはい……ほら鈴木、あー」

/ ゚、。 /

/*゚、。 /

ヒソヒソ/*゚、。<_プー゚)フ

<_プー゚)フ「『お前にくわされるくらいなら飢え死にする死ねばか死ね』だって」

(;ΦωΦ)「ツン部分が激しいよ!?」

<_プー゚)フ「『首ねじれて壊死しろ』って」

(;ΦωΦ)「こぇえよ! しねぇよ!!」

<_プー゚)フ「もうサンドイッチ食っていい?」

(;ΦωΦ)「どうぞお上がりやす!!」

 

71: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/15(土) 23:48:49.46 ID:/YYlk+KwO

( ^ω^)「その一反木綿、鈴木って言うのかお?」

(ΦωΦ;)「ああうん、鈴木ダイオードって言って……」

<_プー゚)フ「猫目、おかわり」

(;ΦωΦ)「もうねぇよ!」

/*)゚、。 /モスモス

(ΦωΦ;)「ちゃっかり自力で我輩のサンドイッチ食っとる!!」

('A`)「あ、これ杉浦のコーヒー牛乳じゃん。悪い、間違って飲み干した」

(;ΦωΦ)「我輩の飲食物が着々と消えて行く!!!」

( ^ω^)「まあまあ、僕の弁当分けるか<_フ*)゚Д゚)フ「あんぐ」

( ^ω^)

(ΦωΦ )

( ^ω^)「……ごめん、無くなったお」

(ΦωΦ`)「……ううん、こっちこそ、すまん……」

 

73: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/15(土) 23:50:54.97 ID:/YYlk+KwO

キーンコーンカーンコーン
キーンコーンカーンコーン

('A`)「放課後だ!」

( ^ω^)「夕方間近だ!」

( ΦωΦ)「腹が減った!!」

( ^ω^)「杉浦、今日は忙し……い、おね」

('A`)「忙し……い、わな」

( ΦωΦ)「何も言う前に確定してる忙しさ。まあ一反木綿登場の理由とかも聞き出さにゃなんから、はよう帰らにゃならんのだが」

( ^ω^)「おっおっ、じゃあまた明日だお!」

('A`)「またなー」

( ΦωΦ)「はいよー」

人((((( ΦωΦ)

( ^ω^)「……気付いてない、のかお……」

('A`)「……みたいだな」

 

74: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/15(土) 23:52:50.14 ID:/YYlk+KwO

/ ゚、。( ΦωΦ)「あー寒い……」

/ ゚、。( ΦωΦ)

/ ゚、。( ΦωΦ)「鈴木」

/?゚、。( ΦωΦ)

/ ゚、。( ΦωΦ)「何で我輩の前に現れたん?」

( Φω/ ゚、。/_プー゚)フ ヒソヒソ

<_プー゚)フ「『いや、別に意味は……』だって」

(´ΦωΦ)「またぁ?」

ヒソヒソ/ ゚、。<_プー゚)フ

<_プー゚)フ「『風にとばされてお前のうちにきた べつに意味ない でも人間だからころす』だって」

(;ΦωΦ)「物凄い曖昧な動機!!」

<_プー゚)フ「あと『べ、べつにツンデレなんかじゃないんだからな! 皮膚みんなはがれた上で焼きごて押し当てられろ!!』だって」

(;ΦωΦ)「KOEEEEEEEEEE!!」

 

75: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/15(土) 23:54:43.90 ID:/YYlk+KwO

 ここでやっと地の文登場。
どうも、健全健康な高二男子の杉浦ロマネスクである。

取り敢えず長い長い前置きではあったが、要するに今日は寒い。それだけである。
あと何やら奇妙なマフラー、もとい一反木綿も現れた。

一反木綿の鈴木は薄い水色で、形状はまあ一反木綿。
性格はどうも根は良い子。
更にツンデレらしく、我輩を絞め殺すだの引きちぎるだの言っておきながら、何もせずにマフラーになってくれている。
お陰で少し暖かかった、ありがとう鈴木。

そんな鈴木が我輩の前に現れた理由は「風に飛ばされて来た」。
もうおばけとか妖怪に理由って求めちゃいかんのだろうか。
エクストと言い鈴木と言い、理由も無く我輩の元にやってきては滞在する。と言うか居座る。
しかもおばけが飯を食う食う。そしてきっと妖怪も食う。我が家の食費は大丈夫なのであろうか。
あと今日はやたらと人に見られる、主に我輩の少し後ろ。

おっと、脱線してしまった。
鈴木はもう意外に害が無さそうだから良いとする。
問題は、そう。

この、やたらと寒い部屋。

 

76: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/15(土) 23:56:51.29 ID:/YYlk+KwO

 朝も学校も帰り道も、ましてや部屋の中まで寒すぎる。
額に手を当てても熱がある様子も無いので、風邪を引いた訳でも無さそう。

つまり、物理的に寒い。やたらと寒い。

暖房を付けながら鈴木を外した我輩は、取り敢えず部屋着に着替えて台所へ。
晩飯の支度をしようと台所で食材を漁れば、出てくる物は野菜、肉、魚ちょっぴり。

( ΦωΦ)「エクスト、晩飯は何が」

<_プー゚)フ「鍋! 鍋!!」

(´ΦωΦ)「またかい……まあ我輩もねーちゃんも好きだし、風邪予防にもなるから良いか……」

<_プー゚)フ「なーべーだー!!」

( ΦωΦ)「やかましい。鈴木は鍋で良いか?」

ヒソヒソ/ ゚、。<_プー゚)フ

<_プー゚)フ「良いって」

( ΦωΦ)「今回は返事が普通だったな」

 

78: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/15(土) 23:59:05.75 ID:/YYlk+KwO

 手を洗って大量の野菜を切っていると、横から細長い水色の何かがひょろひょろ。
何事かと顔を上げれば、そこには一反木綿の鈴木がぺらり、と。

どうやら鈴木は流しに重ねられたまだ洗っていない食器を指しているらしい。
つまり、先に洗えと。

( ΦωΦ)「……はい、先に洗うのである」

/ ゚、。 /゙ コクコク

( ΦωΦ)「どっこいしょ、っと……」

セーターの袖を肘まで捲って洗い物を始める我輩。
しかし鈴木は我輩の隣から動こうとはせず、おもむろに尻尾?で包丁を握り、持ち上げた。

そして、ゆっくりと振りかぶり────

 

 

79: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/16(日) 00:00:53.56 ID:XKS52keUO

トントントントン

( ΦωΦ)「ほう、上手いもんであるな」

/*゚、。 / トントントン

( ΦωΦ)「エクストは物に触れんからな、お手伝いしてもらえるのは有りがたいのである」

/*゚、。 /トントン

( ΦωΦ)「白菜を切り終わったらそのザルに入れてもらえるか? 我輩はダシの準備をするのである」

/*゚、。 /゙コクコク

家庭的だな、鈴木。
包丁さばきがなかなかである。

エクスト? こたつでゴロゴロしてますよ。
触れないのにゴロゴロしてますよ。

 

81: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/16(日) 00:03:02.37 ID:XKS52keUO

( ΦωΦ)「さーて、後は煮込むだけだからこたつで一休m」

( +ω+))「ぇっ」

( >ω<)∴゚「きちん!」

( +ω+)「あー……何か今日はやたらと寒くないか? エクスト」

<_プー゚)フ「ゆきんこ居るからなー」

( ΦωΦ)「ゆきんこ?」

<_プー゚)フ「後ろ後ろ」

_,,
人从#;д;ノリ (ΦωΦ )ミ
_,,
人从#;д;ノリ (ΦωΦ;)

(ΦωΦ;)「えぇ、と……?」
_,,
人从#;д;ノリ「うじろ……ひぐっ、ぐっづいで……あるいでだのに……ぇっ、ぐずっ」

(ΦωΦ;)「あ、ご、ごめんね、ごめんね、泣かないで」
_,,
人从#;д;ノリ「ぜんぜん、ぎづがなぐでっ……ひっ、ぃぐっ……いもじゃ、ざびじ、ぐでっ……うっ、ひぐっ」

(ΦωΦ;)「ごめんね、気付かなくてごめんね。ほ、ほら、一緒にご飯食べよ?」

 

84: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/16(日) 00:06:12.52 ID:XKS52keUO

(;ΦωΦ)「ほ、ほら、高いたかーい」
_,,
人从#;д;ノリ「ゔぅぅぅうぅ」

(;ΦωΦ)「え、エクストと鈴木も! ほら! この子泣き出してから部屋むちゃくちゃ寒くなったから!!」

<_プー゚)フ「ほらチビ! チビ! おばけだぞー! んばー!!」

/;゚、。 /アセアセピチピチ

(;ΦωΦ)「エクストそれ普通は逆効果じゃね!?」

_,,
人从 ;д;ノリ

人从 ・д・ノリ

人从 ・∀・ノリ

(ΦωΦ;)「あるぇえ!?」

 

86: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/16(日) 00:08:25.34 ID:XKS52keUO

l从・∀・ノ!リ人「おばけなのじゃ! おばけなのじゃ!」

<_プー゚)フ「おばけだぞー!」

/;゚、。 /パタパタ

l从・∀・ノ!リ人 キャッキャッ

(;ΦωΦ)

(;ΦωΦ)「ご……ご飯、食べる……?」

鈴木に乗っかってエクストとはしゃぐ女の子、と言うか、幼女。

エクスト曰く、ゆきんこ。
泣いたら部屋が物凄い勢いで冷え、雪すらちらついた。
うん、きっとこれ本物だ。

黒髪のおかっぱで白くて裾の短い着物。
まあ簡単に言えば服装はゆきめさん。

エクストや鈴木と違い、人間の姿をしている。
年齢は五歳かそこらの様な外見で、どうやら中身も子供らしい。

 

87: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/16(日) 00:10:38.69 ID:XKS52keUO

l从・∀・ノ!リ人「ごはん?」

(;ΦωΦ)「う、うむ、食べれるなら一緒にどうであるか?」

<_プー゚)フ「鍋だぞ鍋! なっべー!!」

l从・∀・ノ!リ人。ο(鍋)

l从・∀・ノ!リ人「ぼりぼりごりごり」

(;ΦωΦ)「それエクストもやったボケだからねー我輩突っ込まないぞー」

座布団を曲げて重ねてその上にゆきんこを座らせて、コンロに鍋をセットする。
鈴木が器と箸を持ってきてくれたので、みんなでこたつにもっそり入って座った。
浮いてるのと畳んでるのが約二匹。

( ΦωΦ)「はい、手をあわせてくださ」

/ ゚、。 /

( ΦωΦ)「……鈴木は耳?あわせてください」

/ ゚、。У゙パタン

 

89: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/16(日) 00:12:29.20 ID:XKS52keUO

( ΦωΦ)「はい、いただきまーす」

<_プー゚)フ「あぶらげ! あぶらげ!!」

( ΦωΦ)「はいはい入れてやるから待て」

/ ゚、。 / シラタキツルツル

(ΦωΦ )「うまい事食うなあ鈴木」

l从・∀・ノ!リ人「おー……」

( ΦωΦ)「む、ゆきんこはどれが良い? よそってやろう」

l从・∀・ノ!リ人「妹者なのじゃ!」

( ΦωΦ)「妹者ね、我輩は杉浦ロマネスク。さて何が食べたい?」

l从・∀・ノ!リ人「よく分からんのじゃ、そのおばけ色がかわいいのじゃ!」

( ΦωΦ)「おばけ色? ……あ、ニンジンか、ほれ器貸すのである」

l从・∀・ノ!リ人「はいなのじゃ!」

 

92: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/16(日) 00:14:24.01 ID:XKS52keUO

 妹者の器にうどんやニンジンを適当に入れて渡すと、初めて食うのか、満面の笑みで握り箸。

l从・∀・*ノ!リ人「いただきますなのじゃ!」

( ΦωΦ)「はい、おあがりなさい」

<_プー゚)フ「猫目! 俺にも入れろ!」

(ΦωΦ`)「結構入れてやったろうに……えいしょ、野菜食え野菜」

/ ゚、。 /シラタキ

(´ΦωΦ)「はいはい、白滝追加ね」

<_プー゚)フ「水菜うめー!!」

/*゚、。 /シラタキ シラタキ

(´ΦωΦ)=3「ふぅ…………ん? 妹者が静かであるな」

デロリ
l从;゚д;;。ノ!リ人 (ΦωΦ )ミ

( ω ;)「GYAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!」

 

94: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/16(日) 00:16:34.73 ID:XKS52keUO

(ΦωΦ;)「何だ! 何だ!? グロい!!」

<_プー゚)フ「あーゆきんこ溶けてら」

(;ΦωΦ)「溶け!?」

<_プー゚)フ「ゆきんこだから暑いと溶ける!」

(ΦωΦ;)「鈴木! 鈴木! 氷持ってきてー!!」

/; ゚、。/パタパタパタ

ポイッ/; ゚、。/ ⌒氷⊂(ΦωΦ;)パシッ

(;ΦωΦ)つ氷゚д;;。ノ!リ人 シュウウウウ

l从・∀・ノ!リ人 ピカッ

(;ΦωΦ)「ああよかった……戻った……」

l从・д・ノ!リ人

( ΦωΦ)「どうした?」
_,,
l从・д;ノ!リ人「なべ……」

 

95: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/16(日) 00:18:27.41 ID:XKS52keUO

(´ΦωΦ)「……今度、冷やしおでん作ってあげるから……」
_,,
l从;д;ノ!リ人「おながずいだ……」

(´ΦωΦ)「んもう……よっこいせっと」

座布団のはしっこを噛みながらベソをかく妹者を見て、我輩は席を立つ。
て言うか座布団のはしっこ凍ってるからね妹者、噛まないで。

冷凍庫を開けると、そこには山の様なみかんアイス。
みかんの形をした器のシャーベットと、小さなスプーンを持ってこたつへと戻った。

_,,
/;゚、。l从;д;ノ!リ人 エグエグ

半分くらい凍った鈴木、その凍ってない部分をぐしゃぐしゃにして泣いている妹者の前に、アイスとスプーンを置いた。

 

98: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/16(日) 00:20:33.34 ID:XKS52keUO

  _,,
l从;д;ノ!リ人?

( ΦωΦ)「鍋は食べられないけど、取り敢えず腹は膨れるであろう」
_,,
l从っд;ノ!リ人「なんなのじゃ?」

( ΦωΦ)「アイス、冷たいぞ」

_,,
l从・д・ノ!リ人

l从・∀・*ノ!リ人

l从・∀・*ノ!リ人「いただきますなのじゃ!!」

( ΦωΦ)「はいはい、おあが」

<_プー゚)フ「猫目! おかわり!」

(ΦωΦ`)

 

103: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/16(日) 00:22:27.99 ID:XKS52keUO

l从・∀・(*ノ!リ人「おいしいのじゃ!」

( ΦωΦ)「なら良かった、鍋は今度までお預けであるな」

l从・∀・(*ノ!リ人「なべも楽しみなのじゃ! 猫目はいーやつなのじゃ!」

(ΦωΦ )「おいエクスト、猫目が定着したではないか」

<_プー゚)フ「ごっそさん!」

(ΦωΦ;)「あれぇ鍋空っぽ!?」

/*゚、。 / ケプ

(ΦωΦ;)(こいつはこいつで食ったもんどこに行くんだろう……)

/*゚、。 / マンゾク

(ΦωΦ )「……お粗末様でした」

/*゚、。 /「お、おいしかったなんて言わないぞ!」

(ΦωΦ )「おお、思い出したようにツンデレた」

 

105: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/16(日) 00:24:57.40 ID:XKS52keUO

( ΦωΦ)「ふー……後片付けも済んだし、のんびりするか」

l从・∀・(*ノ!リ人「あぐあぐむぐむぐ」

( ΦωΦ)「よう食うなあ」

l从・∀・(*ノ!リ人「うまーなのじゃ!」

( ΦωΦ)「ところで、妹者は何故に我輩の後ろをくっついてきたのだ?」

l从・∀・ノ!リ人「なんとなく」

( ΦωΦ)「だと思ったよ」

l从・∀・ノ!リ人「おばけと妖怪がくっついてたから、きっと妹者もいけると思ったのじゃ!」

(ΦωΦ )「貴様ら学校ついてくんの禁止」

l从・∀・ノ!リ人「ぬくぬくで足がたぷたぷするのじゃ、こぼれそうなのじゃ」

(;ΦωΦ)「こたつ電源オフ……と」

 

107: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/16(日) 00:27:36.21 ID:XKS52keUO

l从・∀・ノ!リ人「でも、猫目がやさしくてよかったのじゃ!」

( ΦωΦ)「悪い人だったらどうし……まあ凍らせて終わりか。しかし、何故に一人なのだ? 家族は居らんのか?」

l从・∀・ノ!リ人「父者と母者とおっきい兄者とちっちゃい兄者と姉者と末者がいるのじゃ」

( ΦωΦ)「なんという大家族」

l从・∀・ノ!リ人「いっかりさんしてるのじゃ」

(;ΦωΦ)「えええ」

l从・∀・ノ!リ人「おっきい兄者はニートなのじゃ」

(;ΦωΦ)「ええええええ」

l从・∀・ノ!リ人「あとべつに登場予定はないのじゃ」

(;ΦωΦ)「えええええええええええ」

l从・∀・ノ!リ人「いっかりさんっていかりやさんっぽいのじゃ」

(;ΦωΦ)「ああ、うん、まあ……突っ込みづれぇなあ……」

 

108: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/16(日) 00:30:25.41 ID:XKS52keUO

( ΦωΦ)「ところで妹者」

l从・∀・ノ!リ人「なんなのじゃ?」

( ΦωΦ)「いk<_プー゚)フ「そこはジャンプだって! 上! 上!!」

(ΦωΦ#)「静かにマリオしなさい!!」

<_プー゚)フ「だって俺触れないんだからしょうがないだろ!!」

(ΦωΦ#)「やかましいわ! そこはダッシュ→しゃがみジャンプだ!!」

<_プー゚)フ「DSやって良い?」

(ΦωΦ )「ドラクエなら新しくデータ作れよ」

/ ゚、。 /゙コクコク

l从・д・ノ!リ人?

(;ΦωΦ)「ああ、すまんすまん……でだ」

l从・∀・ノ!リ人?

( ΦωΦ)「いくつアイス食べるつもり?」

器器器器器       器器器器器
器器器器器 l从・∀・ノ!リ人 器器器器器

 

110: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/16(日) 00:32:18.08 ID:XKS52keUO

l从・∀・ノ!リ人「……いっぱい?」

(´ΦωΦ)「いや食い過ぎであろう、大体いつのまにそんなに持ってきたのかt」

( ΦωΦ)

(;ΦωΦ)

|ω‘*)(;ΦωΦ)

(;ΦωΦ)「おかえ、り、ねーちゃん……」

(*‘ω‘*)「キサマヲコロスケ」

(;ΦωΦ)「怖い! 怖い!! コロ助!?」

(*‘ω‘*)「ただいまクソがおいこら弟ツラ貸せや」

ズルズル
|*)つ<;ΦωΦ),,イヤアアアア

<ギニャー!

 

111: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/16(日) 00:34:30.91 ID:XKS52keUO

「てめぇ私のアイスの在庫がきれいさっぱり無くなってるじゃねぇかっぽ!!」

「すみません! すみません!」

「今から買いに行くか!? ああ!?こたつアイスが私の楽しみだと知ってての行動か!?」

「ごめんなさい! ごめんなさい!」

「やかましいっぽ!! 外で凍えてやがれえええええええええええええええ!!!!」

「ぎゃあああああ!!」

(((メメ#メ)ω;(#)) ガクガクブルブル

 

112: ◆tYDPzDQgtA 2008/11/16(日) 00:37:28.46 ID:XKS52keUO

 いつのまにか帰宅していた姉。
妹者が食いつくした姉のアイス。
フルボッコ→外に放り出される我輩。

そんな我輩は、セーターくらいしか防寒具身に付けていない。
あちこちが痛むと同時に、身を切る様な寒さが我輩を襲った。

(((メメ#メ)ω;(#))「ざむい……いだい……」

l从・∀・ノ!リ人「よしよしなのじゃ」

/;゚、。 /アセアセ

スルリ/; ゚、。/#メ)ω;(#)「……ありがどう……」

鍵のかかった玄関、その外に倒れ伏す我輩。
くっついて外に出てきた妹者は我輩の頭を撫で、心配してくれたらしい鈴木が我輩の肩に掛かる。

殴られ追い出された理由は妹者、お前だよとは言えず。
鈴木に巻き付かれながら、我輩は玄関先で膝を抱えた。エクスト? こたつでごろごろしてますよ。

十一月、夜はもう寒いです。
隣にゆきんこが居るから、余計に寒いです。

おしまい。

 

131: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/16(日) 01:38:12.36 ID:L7lMus0qO

 

 

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